【72の法則】
【72の法則】とは、預けたお金が2倍になるまで何年かかるかを簡単に計算してしまう方程式です。例えば、複利の金利3%で100万円を預けて2倍の200万円になるには何年かかるかを計算すると 72 ÷ 3(金利) = 24年
6%なら 72 ÷ 6(金利) = 12年
2%なら 72 ÷ 2(金利) = 36年
このように私達の財産が預け先の金利さえわかれば、何年で倍になるかが暗算できてしまいます。
応用編で
144 ÷ 金利 = 預けたお金を4倍にするまでの年数
216 ÷ 金利 = 預けたお金を8倍にするまでの年数
では、身近な郵便局の定額貯金の金利だと2倍になるまで何年かかるか計算してみましょう。
(郵便局 定額貯金の金利0.06% 預け入れ期間3年 *実際には預入最長10年まで)
72 ÷ 0.06(金利) = 1,200年!!
なんと現在の金利では、我が家の財産が倍になるのに1,200年もかかってしまいます。
いくら平均寿命が伸びているとはいっても、1,200年は待てませんね とほほ・・・
1990年代初頭の郵便局の定額貯金金利は6.33%だったので
72÷6.33(金利)=預けたお金が2倍になるまでわずか約11年!
たった10数年で、金利は100分の1になってしまいました。