【72の法則】で簡単暗算を身につけて財産を増やそう!
<Contents>
1.金利の【単利】と【複利】はシンプルな仕組み
2.【72の法則】
3.【複利】を味方につけてラクチン財産づくり
金利の【単利】と【複利】はシンプルな仕組み
【単利】は、元本にのみ利息がつくものです。(大口定期預金や長期国債など)●単利の仕組み [元本100万円 金利5%の場合] *以下、税金の計算は無視します。
100万円を預けると元本の100万円に毎年5%ずつ利息がつきます。
1年目 元本100万円 + 利息50,000円(100万円×5%)
2年目 + 利息50,000円(100万円×5%)
3年目 + 利息50,000円(100万円×5%)
4年目 + 利息50,000円(100万円×5%)
5年目 + 利息50,000円(100万円×5%)
5年後の合計 元本100万円+利息 250,000円=1,250,000円
10年後の合計 元本100万円+利息 500,000円=1,500,000円
20年後の合計 元本100万円+利息1,000,000円=2,000,000円
【複利】は、元本とこれまでの利息に利息がつくものです。(MMF、定額貯金、ビックなど)
●複利の仕組み [元本100万円 金利5%の場合]
100万円を預けると元本の100万円と利息に5%ずつ利息がつきます。
1年目 元本100万円 + 利息50,000円(100万円×5%)
2年目 + 利息52,500円((100万円+50,000円)×5%)
3年目 + 利息55,125円((100万円+102,500円)×5%)
4年目 + 利息57,881円((100万円+157,625円)×5%)
5年目 + 利息60,775円((100万円+215,506円)×5%)
5年後の合計 元本100万円+利息 276,281円=1,276,281円
10年後の合計 元本100万円+利息 628,895円=1,628,895円
20年後の合計 元本100万円+利息1,653,298円=2,653,298円
【単利】と【複利】は5年間ではあまり差は大きくありませんが、10年、20年と長期間におよぶと、その差が歴然と表れてきます。
同じ期間・同じ利息であれば【単利】より【複利】がとても有利であることをご理解いただけるでしょう。
そして【複利】は期間が長い運用ほど、また金利が高いほど効果は大きくなってきます。