パパとママのサポートは必須
目的に向かって柔軟に対応していく力を養う |
●なんのために投資をするのか(目的)
●その目的を達成するためにいくら必要であるのか(金額)
●どのぐらいの期間で達成するのか(時間)
また、スタートから目的達成の途中では、当初の予定どおり推移できているかという確認をしてあげましょう。当初の予定どおり進むことはほとんどありません。
予定を上回っていればその要因とそれを踏まえて今後修正が必要か、また下回っていればその要因は何だったのか、失敗や判断ミスがあったならば今度失敗をしないためにどのような対策をとっていったらいいのかを考えさせるなど、株式を買っただけで放置せず、貴重な教材としてそのプロセスを活かしていきたいですね。
■あえて「失敗」を経験させる
これらを子どもに考えさせて答えを導きだしていく中で、正しくても間違っていても、どうしてそう考えるのかを問いかけていきましょう。時にはあきらかに間違った考え方をしている時もありますが、あえてそのまま行動させてみるというのも大切です。「失敗」するということを学ばせるためです。
いずれにしても株式などを購入する時、売却する時は、必ずその理由を聞いて、なぜそうしようと考えたのかを、その都度確認をしてあげましょう。株式の取引上でも、親の承認が必要です。
もちろん投資するお金も親がポンッと与えるのではなく、子どものお金(貯めたおこづかいやお年玉など)でさせてあげたいですね。投じる金額の大小や売買の判断もパパとママがサポートしてあげる必要があります。
金額によっては、購入することができない株式も多々ありますので、株式ミニ投資(本来の購入単位の1/10単位から購入可能)や小額からできる投資信託なども投資対象として視野に入ります。