■代表的な国債の特徴【10年利付国債】(1ページ目)
■代表的な国債の特徴【2種類の個人向け国債】(2ページ目)
■預貯金より、金利が頭ひとつ高い国債(3ページ目)
■国債の弱点(4ページ目)
国債の特徴
国債とは、皆さんが国にお金を一定期間(一般的には満期まで)貸してあげる仕組みの金融商品です。預貯金の中で利息もつかな預金を、国に貸す(国債を買う)と、お礼(国から金利)がもらえる |
皆さんと国のお金の貸し借り(皆さんの債権と国の債務)を、券面にしたものが国債です。証券会社や銀行や郵便局で購入でき、元金や利子の支払いは国が保障します。
個人向けの国債には、大まかに下記の3種類があります。
●10年利付国債
10年満期です。利率は発行時に決まったものが10年間変わらず、利子は半年ごとに受け取れます。満期時に額面価格として、ほぼ購入元金が戻ります。
基本的には額面100円に対して購入価格100円ですが、購入する時期や金利情勢などにより額面100円あたり購入価格100円○○銭という端数がつきます。額面5万円単位から購入できます。
発行後の国債を購入することも、満期前に売却することもできますが、その際の購入価格や売却価格は、金利情勢やニーズによって決まり、途中売却などをする場合は、元本割れすることもあります。
次のページでは、代表的な国債の特徴【2種類の個人向け国債】について紹介します。