貯蓄をするための3つのポイント
自動積立を利用して、目標に一歩ずつ近づこう! |
■財形貯蓄、社内預金を利用する
強制的に積み立てるのに最も適しているのは、給料から天引きで積み立てる、財形貯蓄や社内預金の制度を利用することです。財形貯蓄制度は、住宅購入や老後の資金として積み立てる場合、税制上の優遇が受けられます。また、社内預金は、通常の銀行の預金金利よりも高い利回りを設定している会社もあります。利用できるのは会社でこれらの制度を導入している場合に限られますが、利用できるという方は、ぜひ活用しましょう! 夫婦2人とも、利用できたら尚いいですね。
■積立預金を利用する
財形貯蓄や社内預金を利用できない人でも、実質的に給料天引きで貯金ができる方法があります。それは、給料の振込口座に積立定期預金をセットしておくことです。積立預金は、普通預金口座から毎月決まった日に、決まった金額だけ定期預金に振り替えるという商品です。給料の振り込み日に積み立て日をセットしておけば、実質的に給料天引きで積み立てていることになります。
銀行によっては、給与振込口座に自動積立をセットするとポイントが貯まったり、ATMの時間外手数料が無料になったりと、優遇サービスが受けられる場合がありますので、更にお得! 銀行のサービス内容もチェックして上手に活用してみてはいかがでしょうか。
■貯蓄用口座を作る
給料振込用の口座1つだけを利用していると、生活費と貯蓄の区別がだんだんわからなくなってきます。そして、預金残高が増えてくると、ついつい油断して予算管理が甘くなってしまいがちに……。そこで、給料振込に使われる銀行口座を生活用の口座とし、それとは別に貯蓄用の口座を新しく開設してみましょう。
ポイントは、この貯蓄用口座に、給料日のあとにすぐに預け入れることです。「余ったら移す」ではなく、「まず初めに移す」ですよ! こうしておくと、普段の生活費と貯蓄が明確に区別されるようになり、貯蓄に対する意識が高まります。どの位貯蓄できているかも、貯蓄用口座を見れば一目瞭然です。着々と残高が増えていくのを見ると、貯蓄も楽しくなってくると思います。また、生活費も生活費用の通帳残高に意識がいくので予算を守りやすくなります。