シリーズ「どうする2人の住まい」の第2回目です。ライフスタイルに「こだわり」のあるDINKSカップル。住まい選びにも「こだわり」があります。そこで今回は、DINKSに人気の「都心派タワーマンション」と「郊外派こだわり戸建て住宅」を購入した場合の生活をシミュレーションしてみました。DINKSに共通する、住んだ後の意外な落とし穴とは……。
「都心のタワー型マンションと郊外のこだわり戸建て住宅のどちらが良いか?」という視点ではなく、2人の住まい選びの参考にしていただければと思います。
【記事のインデックス】
こだわりDINKSの住まい選び……1P目
居住後のコストを比較してみる……2P目
貸すこと、売ることを考えてみる……3P目
住んだ後の意外な落とし穴!?……4P目
こだわりDINKSの住まい選び
都心へのアクセス抜群!スタイリッシュで設備も充実していて、DINKSにも人気。 |
都心部の再開発が進み、都心への通勤に便利な立地のタワー型マンションに人気が集まっています。都心への毎日の通勤も30分以内、朝の通勤ラッシュで1日の体力の大半が消耗なんてこともなくなります。タワー型マンションなので、都心の夜景もなかなかのものです。共用施設も、見晴らしの良いスカイラウンジがあったり、シアタールームや居住者用のジムやジャグジーが設置されたりと、忙しいDINKSの2人が休みにリフレッシュするにも最適です。また、サービス面でもコンシェルジェサービスやケータリングサービスがあり、充実しています。そんな都心のタワーマンションは、スタイリッシュな生活を好むDINKSカップルに人気です。
景色も良くて、のんびりくつろぎ空間を味わえるオーダーメイドの“家”。スローライフ派のDINKSに人気です。 |
一方、自分たちの趣味やライフスタイルにあった家を自分たちで設計して建てたい! というニーズも増えています。ちょっと都心から離れた郊外に、広めの土地を購入し、自分の趣向を凝らした家をお金をかけて建築します。車やオートバイが趣味の男性は、愛車と同じ空間での生活に憧れて「ガレージハウス」に人気が集まっています。また、バンド活動が趣味の人は、地下室に防音対策したスタジオを設置して、近所に気兼ねなく、楽器演奏を楽しめます。最近の注文住宅業者もさまざまな「こだわり」に応えられるような豊富な設計メニューを揃えています。そんな郊外のこだわり住宅は、趣味を満喫したいDINKSカップルに特に人気です。