いよいよ夏のボーナスシーズン到来です! 今年も景気回復の流れを受けて、支給額は前年を上回り、過去最高額を記録する企業が多いそうです。DINKSカップルの皆さんにとっては、懐ぐあいが一番良くなる季節ですね。今回は、3組のDINKSカップルからの夏のボーナスの運用相談を紹介します。自分たちの運用状況と比較して、ぜひ、参考にしてみてください。上手にお金を増やす投資の基本についても解説します。

【記事のインデックス】
貯蓄と住宅ローンの繰上げ返済に励む山田さんカップル……1P目
金利や投資の情報収集に積極的な岡本さんカップル……2P目
株式投資に研究熱心な田辺さんカップル……3P目
3組のDINKSカップルから学ぶ、上手いお金の増やし方……4P目


貯蓄と住宅ローンの繰上げ返済に励む山田さんカップル

預金通帳
銀行預金は安全!今までは良かったけれども……
■山田さんカップルのプロフィール(夫35歳、妻33歳)
山田さんカップルは、結婚してから2人の将来のことを考えて、毎月10万円のペースで社内預金と積み立て預金を利用して積み立てをしています。2年前に頭金も貯まったということで、住宅を購入しました(住宅ローン残2,500万円、金利2.5%全期間固定)。住宅購入後も、老後のことを考えて、社内預金と積み立て預金を毎月合計10万円続けています。

現在の貯蓄の内訳は下表の通りで、普通預金と毎月積み立てた定期預金と社内預金で構成されています。


夏のボーナスは夫婦2人で150万円。住宅ローンの繰上げ返済に100万円充当、残りは買い物や旅行に使って、余った分を普通預金に預ける予定です。

■山田さんカップルのココが危ない!
毎月決まった金額を積み立てで貯蓄しているのは素晴らしいことだと思います。けれども、全て預貯金で運用しているのは危険。デフレの時代は、現金・預金を持っているだけで、資産価値が上がりましたが、今はインフレの時代。10年・20年後を考えれば、預貯金だけでは相対的な資産価値は下がってしまいます。

また、住宅ローンの繰上げ返済も、将来支払う利息を削減できるのでメリットは大きいのですが、山田さんは幸いにも全期間2.5%という超低金利で住宅ローンを組むことができました。預貯金の金利と比べると、住宅ローンの繰上げ返済をした方がトクと考えるかもしれません。けれども、きちんと投資して資産運用をした場合、2.5%以上(税引後)の利回りを確保できる可能性が十分あります。

■山田さんカップルへの簡単アドバイス
今回のボーナスで繰り上げ返済予定の100万円のうち、20~30万円程度を投資信託や外貨預金・外貨MMFなどの金融商品に投資をしてみてはいかがでしょうか。まず最初は少額からスタートして、だんだん投資に慣れることをお勧めします。

また、毎月の積み立ても、現在は、社内預金と積み立て貯金だけですが、積み立て用の投資信託を開始するなど、貯蓄と投資のバランスを取る必要があります。

次は、インターネットで熱心に情報を収集する岡本さんカップルの相談です