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入学・就職祝いのマナー(2ページ目)

入園・入学・卒業・就職祝いは、基本的には品物を贈るものです。どんなものがよいか、相場、時期、のしなど気になるマナーをコンパクトにまとめました。

執筆者:冨田 いずみ

卒業・就職祝いを贈る時期

卒業・就職祝いイメージ
 
卒業後、就職先が決定したら早めにお祝いを贈ります。決定後1週間以内、遅くとも1ヶ月以内に贈ります。卒業に続いて、入学・進学また就職となる場合は、両方を兼ねたり、後のお祝いの方に重きを置いて、卒業祝いを省略するのが一般的のようです。

表書きは、「卒業祝」「御卒業御祝」「祝 御卒業」「就職祝」「御就職御祝」「祝 御就職」「御祝」など。

贈る品物は、社会人として必要になるものを選びます。ネクタイやオーダーもしくはセミオーダーシャツのお仕立て券、靴下など、またデスク周りのステーショナリーやOAアクセサリー、出勤前の時間に欠かせない目覚まし時計や身だしなみを整える鏡やドライヤー、ブラシ類、また靴クリーナーセット、消臭シューズキーパー、折り畳み傘、キーホルダー、財布類など。女性には化粧ポーチやメイクのスターターキット、サブバッグとして携帯便利なエコバッグなども好適です。


卒業・就職祝いのお返しの時期

慣例としてお返しは不要。ただ同じく礼儀として、お礼状や電話で感謝の気持ちはすぐに伝えましょう。内輪の祝宴についても同上。「内祝」の品を贈る場合は、1週間以内に送ります。

なお、成人祝いまでは両親から先方へお返しがされますが、大学卒業祝いと就職祝いからは成人後となるため、本人の初任給から「御礼」としてささやかなお返しをするのも、祝福して下さった方へは嬉しい答礼となるでしょう。
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