家計簿・家計管理/性格別の家計管理術

年の差カップルの家計診断~姉さん女房編(3ページ目)

「年の差カップルの家計診断 年上男性編」に続いて、今回は「姉さん女房編」をお届けします。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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妻の保険、いつまで&どれ位必要?

保険
私も死亡保障がある保険に入っておくと、さらに安心ね!
「夫婦のどちらかに万が一のことがあった場合」に備えるといえば、まず生命保険を思い浮かべることでしょう。タクヤさんも、子どもが生まれた機会に、職場の人から保険の見直しを勧められました。入社してまもなく、会社に出入りしている保険会社の営業担当者から、勧められるままに入った保険があります。また、シズカさんは独身時代に入っていた保険がありますが、死亡保険金が出るタイプではなかったと記憶しています。2人揃って、保険の見直しをすることにしました。

■妻にも万が一の時の保障をつけよう
妻の収入が家計の中で大きな割合を占めている場合は、妻も万が一のときの備える必要があります。タクヤさんの収入もあるので、せめて子どもが大学を卒業するまでの20年位は、シズカさんも死亡保障のある保険に入ることにしました。特に長女が幼いうちに、シズカさんに万が一のことがあった場合は、タクヤさんが働きながら子育てをする助けとして、ベビーシッターや家事代行等の費用に充てることも可能です。
※住宅ローンを組んで、団体信用生命保険に加入した場合は、必要な死亡保障額も変わってきます。
●「共働き夫婦、結婚したら保険も2倍?」もご覧ください。

年金暮らしは妻が先!

老後
2人で旅行をしたり、田舎でのんびり暮らすのもいいよね……
今の年金制度では、現在20~40歳の方が老齢年金をもらえるのは65歳からとなっています。仮に60歳で定年となると、65歳までの5年間はそれまでの貯蓄などから家計を切り盛りする必要が出てきます。共働きの妻が年上の場合、年金がもらえる年齢に達するのは、妻が先、ということになりますので、夫が年金をもらえるようになるまでの時期も、妻の年金が家計に大きく貢献することになります。

■共働きの場合、年上妻も加給年金がもらえる!?
「加給年金」について、「年の差カップルの家計診断~年上男性編」でご紹介した時、「加給年金は年下妻がおトク?」と書きましたが、共働き夫婦の場合は少し事情が変わります。妻が20年以上、厚生年金に加入している場合は、年下の夫が年金受給の年齢になるまでは、妻にも加給年金が支給されます。(ただし、夫も20年以上厚生年金に加入している場合は、夫が厚生年金をもらう年齢まで、となります)

シズカさんが厚生年金を受給できる65歳になると、8歳年下のタクヤさんは57歳。タクヤさんも会社員として20年以上勤める予定ですので、タクヤさんが65歳になるまでの間、加給年金が支給されることになります。(あくまでも、現在の年金制度のもとで書いています)
●「加給年金という家族手当をゲットしよう!
●「いくら貰えるの!?共働き夫婦の年金

2人のセカンドライフ、どう過ごす?

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