「投資用マンションを買おうかな」と思っても、「実際に何をしたらいいのか、さっぱりわからない」という話を聞きます。「不動産を買う」のだから、とりあえず不動産業者に問い合わせをする? と思う人は多いようですが、「不動産業者に問い合わせをすると、一気に話を進められてしまいそう……」と二の足を踏んでいる人がいるのも事実です。

「マンションを購入するまでにすること」を知っておけば、不動産業者への問い合わせだって、少しは余裕を持ってできるでしょう。わけがわからず「いつの間にか買うことになりました」なんていうこととも無縁になれそう。そこで今回は、投資物件を手に入れるまでの手順の前編として売買契約締結までにすべきことについてお伝えします。

【記事のインデックス】
(前編)
売買契約までにすること……1P目
資金のメド・物件探し……1P目
購入申込・具体的な資金計画……2P目
重要事項説明・売買契約……2P目

投資物件を手に入れるまでの手順(後編)はこちら

売買契約までにすること

マンション購入を自分のペースでおこなうために、「売買契約までにすること」を知っておきましょう
マンション購入を自分のペースでおこなうために、「売買契約までにすること」を知っておきましょう
「投資用マンションを買おう」と思ったら、はじめに資金のメドをつけます。それとあわせて物件探し。これがファーストステップです。そのうちに「買いたい」というものが見つかったら、購入申込を入れて売主との条件交渉をスタート。それと共に具体的な資金計画を立てます。これがセカンドステップ。そうして条件がまとまると、契約に。一般に、契約を行う日は売買契約に先立って重要事項説明を受けます。その後、いよいよ売買契約の締結です。

資金のメド・物件探し

投資用マンションを買おうと思うきっかけは人それぞれで、考えられるパターンはおもに2つです。1つ目は、資金が先にある場合、つまり投資に振り向けたいお金があって、その投資先としてマンションを考えた場合。それに対して、特に予定していなかったけれど、良さそうなものに出会って「買ってもいいかな」と急に思う場合もあります。物件が先に出てきた場合です。

■はじめに資金ありき型
この場合、資金のメドはある程度たっているため、物件を探すことがメインになります。はじめは、「どのようなものが流通しているの? 自分が投資したいものは?」を見るためにもネットなどで物件検索するといいでしょう。自宅を検索するのと同じように投資用物件についても簡単にできるようになっています。次のステップは、不動産業者にコンタクトをとることです。不動産業者から、必要と思われる情報を得たうえで現地を見に行きます。一般に、投資用物件の場合は(既に入居人がいる場合)部屋の中を見ることはできませんが、少なくとも物件周辺は見ておくべきです。

■はじめに物件ありき型
この場合、不動産業者にコンタクトをとって、本当にいい物件かどうかを検証するのはもちろんですが、取り急ぎ、資金のメドをつける必要があるでしょう。資金的に厳しいと感じたら、今回は見送るという気持ちが大切です。物件自体はすばらしくても、資金繰りが厳しいと、いずれは所有が負担になります。他人にとっては良くても自分には良くないものがある、これを肝に銘じてください。

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