賃料が下がってしまった
ギリギリの収支計画だと、計画が狂ってしまうことも |
賃料を下げた結果、1ヶ月の賃料は97,000円から6,000円ダウンの91,000円に。毎月約4,000円の赤字です。毎月4,000円くらいなら…ということで、不足分を自分のポケットマネーから捻出することも考えるFさん。しかし、実は他にも気になっていることがあります。
ローン金利が上昇?
Fさんを悩ませているのが金利の上昇です。世の中の金利は、ジワジワと上昇傾向にありますが、Fさんが借りているローンの金利もそれにあわせて動くのです。仮に1年後、今よりも0.5%適用金利が上昇すると、Fさんのローン返済は毎月約5,000円の負担増。多少の負担増になら耐えられる、と思って今まで目をつぶってきたものの、賃料下落とローン返済の負担増のダブルパンチにはこれ以上耐えられそうにない…。このままマンションを持ち続けても、賃料が上がる見込みはないし、金利がうんと下がってローン返済が楽になるとも思えない。「やっぱりこのマンションは手放そう」これがFさんの出した結論でした。
いったいいくらで売れるのでしょうか?
実録!投資用マンションを手放すとき・後編
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