既に借り入れている人の見直しルールは?
既に借り入れている人の金利も見直される |
既に変動金利で借りている人については、半年ごとに適用金利の見直しを行うのが一般的です。たとえば、前述の4行では「借入後の適用金利は、4月1日、10月1日に見直して、それぞれ6月、12月の約定返済日の翌日から適用する金利を変更する」としています。
このルールを今回のケースに当てはめると、現在借りている人の金利が見直されるのは来年の4月1日。毎月の返済日を25日とすると、見直された金利が反映されるのは、来年6月26日からです。つまり、実際の返済額に反映されるのは来年の7月返済分からということになるのです。
他にも、年2回の見直しを、5月1日、11月1日に設定し、それぞれ6月、12月の約定返済日の翌日から新利率を適用するといったところもあります。おおまかなルールについては各行で大きな違いはないものの、上記のように金利の見直しのタイミングが違うなど細かいルールは異なっています。自分がどのような商品を利用しているかを知っておくことは大切です。既に変動金利で借り入れを行っている人は、この機会にチェックしておきましょう。
【関連リンク】
全期間固定型 金利が変わらないのは安心? (All About 不動産投資・REIT入門)
家を買うための諸費用に差がつく時代(All About 不動産投資・REIT入門)
資金計画・ローン