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不景気真っ只中、マンションを買うか否か?(2ページ目)

ここのところの不景気。「買い控え」ムードの中、マンション購入を迷う人が増えているといいます。マンション購入を取り巻く環境について考えます。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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取り巻く環境~気になる金利水準は?

金利は低水準……
   金利は低水準……
金利は、依然として低い水準です。特に、この10月、12月と続けて日銀は政策金利の引き下げを行っています。計2回の利下げで政策金利は0.5%から0.1%へ下がりました。

住宅ローンの金利負担を考えるなら、金利が低水準であるのは嬉しいこと。低金利で借入れをすると元本返済がすすむため、住宅ローンの返済上も有利といえるでしょう。

ただし「超低金利のメリットを享受したい!」とばかりに、変動金利など、借入れ後も金利が動くもので組む場合はそれなりの対策を。金利の低下に伴って変動金利での借入れが増えていると聞きますが、10年後、20年後の環境変化も視野に入れておく必要があるのはいうまでもありません。
3人に1人は変動金利型を利用!?

さて、現在の環境はマンション購入を考える人にとってさほど悪いものでしょうか? 2009年度の税制改正大綱で住宅ローン控除の拡充と延長も発表され、住宅購入を考える人を後押しする税制も整備される見通しです。
過去最大の住宅ローン減税の中身はこうだ!

お話をするうちに見えてきたのは、Aさんが不安に思うのは自身の将来や収入に関してということでした。長期のローンを背負うことになるため、慎重にならざるを得ないとか。大切なのは、マンション購入にあたって、本当に自分自身の準備が整うかどうかです。Aさんは「今は自分にとって買いどきではない」と判断。この不況を乗り切ることができたとき、何かしらの結論が出せそうだと言います。

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