支払利息は3つの要素で決まる!

基本は元金、金利、期間
基本は元金、金利、期間
住宅ローンの骨格となるのは、元金、金利、期間の3つ。これをいかに組み合わせるかで、支払利息が決まります。3つのうち、どれか一つでも多ければトータルでの支払利息は増え、逆に一つでも減るとトータルでの支払利息は減ることになります。実際に3つの数字を小さくして、その効果を見てみましょう。

■基本形
基本形を元金3,000万円、金利3.0%、期間30年としましょう。この場合、総返済額は約4,553万円です。最後まで当初の条件が変わらないで返済を続けた場合、結果として3,000万円の借入に対して約1,553万円の利息を負担することになります。

■元金を2,500万円とした場合
基本形から元金を500万円減らし、元金2,500万円、金利3.0%、期間30年とします。このケースの総返済額は約3,794万円。当たり前といえばそれまでですが、基本形に比べて借入元金が減った分、支払利息は減っています。トータルの支払利息は約1,294万円です。

■金利を2.5%とした場合
基本形から金利を0.5%低くして、元金3,000万円、金利2.5%、期間30年とします。このケースの総返済額は約4,267万円です。基本形に比べて金利が低くなったため、トータルの支払利息は約1,267万円。基本形より減っています。

■期間を25年とした場合
基本形から期間を5年短くして、元金3,000万円、金利3.0%、期間25年とします。このケースの総返済額は約4,268万円です。基本形に比べて期間が短くなったため、支払利息は約1,268万円に減りました。

※上記全てのケースで元利均等毎月返済とする。

同じ3,500万円の家を購入しても、結果として5,000万円を払う人もいれば、4,500万円で済む人もいます。多くのケースでは「3つの要素をどのように組み合わせてローンを組むか?」によるところが大きいのです。しかしそれでは、上記の3つの要素を少しでも小さくすればいいかというと、そうは言えないのが難しいところでしょう。元金を少なくしようと、手持ちのお金に余裕がなくなりすぎるのも問題。金利を低くしようと低金利のものに飛びつくのも問題。期間を短くしすぎて余裕がなくなるのも問題です。それぞれについて、何がどう問題になるのかは今後の記事でご紹介していきます。

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