その3 使えない女
■「バーゲン会場では、1日に10人ぐらいいます」
お客様:「カードで、お願いします」
(店員さん、にっこり笑ってレジへ。と、ところがレジにカードが通らない。何度やってもエラーが出る)
店員:「申し訳ありません、お客様。カード会社に確認しますので少々お待ち下さい」
お客様:「あ、はい」
・・・・実は、この続きは3パターンあります。
<パターン1>
店員:「お客様、カード会社に確認が取れました。磁気が弱かったようですね。手で入力しますのでもうしばらくお待ち下さい」
お客様:「よかった~」
<パターン2>
店員:「お客様、カード会社に電話がつながっております。どうぞ、お話下さい」
(このパターンは、カードの限度額を越えているケースが多い。カード会社は、本人確認をして、それまでの
カードの利用状況や、信用情報等から一時的に限度額を上げることも出来ると、本人に告げる)
お客様:「よかった~」
<パターン3>
カード会社:「お客様に、お客様のカードは使えませんとお伝え下さい」ガチャ!
店員:「申し訳ありません、カード会社に確認いたしましたら、お客様のカードは使えないそうです」
お客様:「どーしてよ!!」
店員:「私共では、分かりかねますが・・・カード会社が・・・使えないと・・・」
お客様:「もういいわ。現金で払えばいいんでしょ!!!」
このパターンは、意外に多いそうです。カードが何らかの理由で使えないお客様は、そこでお洋服をあきらめるのではなく、ほぼ100%現金で買うそうです。現金をお持ちでないお客様は、ATMに行って、お金をおろしてくるそうです。「女のプライドなんでしょうか」By店員。
その4 怪しい女
■「思いだしただけでも、怒りが!」
お客様:「このカードね、磁気が弱いから手で入力してね。手打ちよ、手打ち!」
(海外発行のカードを出したのは奥様風の、話し方がちょっと鼻に付く感じのお客様)
店員:「かしこまりました」
お客様:「早くしてよね」
店員:「お待たせいたしました。こちらにサインを・・、ありがとうございました」
・・・・もちろんここまでは、何の問題も無し。ところがその後警察がやって来て、怪しい女が持っていたのは『偽造カード』だと判明。「驚きと共に、悔しさが込み上げてきます。新人だったから、言われるままに手打ちしてしまって」By店員。今はマニュアルが出来ているので、簡単には偽造カードは使えません。
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