法科大学院向け融資
 2004年から全国68の大学で、弁護士の資格を取るための法科大学院が設立されました。大学卒業生だけでなく社会人からの入学も多く、会社を辞め収入が無くなった法科大学院生の為の教育ローンが各地の銀行、信用組合で出来ています。日本育英会(日本学生支援機構)の法科大学院生のための奨学金もあります。

 第一勧業信用組合
 融資限度額は1300万円。金利は4.1%~9.1%で、連帯保証人がいる場合や担保がある場合によって違います。また、司法試験合格後は金利が下げられます。司法試験合格前に進路変更や退学した場合は、一括返済をしなければいけない場合があります。

 大学の奨学金
 各大学の奨学金制度を利用します。成績優秀者が対象になります。他には、金融機関との提携ローンで、大学が保証人になる場合もあります。


 以上見てみますと、法科大学院生向けローンは将来弁護士になるという目的があり、試験に合格すれば再就職の道も開ける事から、出世払いのようなローンです。育英会は、収入が無い学生でも融資が受けられますが制限や融資の予算があり、必ず融資が受けられるとは限りません。国民生活金融公庫は、無収入で必ずしも借りられるとは言えないようです。

 大学や大学院も狭き門ですが、それ以上に教育ローンは狭き門でした。準備段階で入学後の生活費や授業料をどうするか、シミュレーションする必要があります。進学予定の学校や、借りる先にも早めに相談しましょう。
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