少し面倒!? でもやってみよう!
どうしていま共同開設したのか。思惑は…? |
「家計管理診断チェック」は、やや入力が面倒かもしれませんが、事実をそのまま入力するだけですので、家計の客観的な判断の目安としては便利です。ファイナンシャルプランナーでもある私も、けっこう感心させられました。
「消費行動診断」は、レーダーチャートで分かりやすく総合結果が表示されます。各診断軸のスコアに、全国調査によって別途推計された要素が加味され、診断されるといったこだわりも。簡易版の「マネーライフ健康度チェック」も、簡単な設問でゲーム的に楽しみながら診断ができる。いずれも工夫はされている。
そして、なんと729通りも用意されているという「所見」も提供されており、一度だけでもうやらないというのでは、もったいないかもしれない。数ヶ月ごとに診断し、変化をみるのも有効的な使い方だと思いました。
局面に立つ消費者金融。その最中、発表したこのサイト
消費者金融7社が共同で開設したものですが、各診断ツール等の開発・提供にあたり、関係業界の専門家が参加し、「家計管理研究所」という組織をつくり、サイトを作成しています。サイトを開設した消費者金融7社のホームページには、本サイトへのリンクはされていますが、逆にこのサイトから消費者金融へのリンクはされていない。そのため、このサイト単独で見た場合、消費者金融が共同で開設したものだとは分からないでしょう。“消費者金融は家計管理を支援し、多重債務者を生み出しているとの批判を軽減しようとしているのではないのか”という意見も必然と浮上していますが、それはさておき単純にこのサイト自体でいえば、専門家を入れていることもあってか、なかなかの実力だと感じました。ぜひ、やってみてください。
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