大手消費者金融5社:借り手の死因、4人に1人が「自殺」
借金に追い詰められない方法を知ろう。 |
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消費者金融大手プロミスが、借り手全員に掛けていた生命保険(消費者信用団体生命保険)の実態調査データを、金融庁に虚偽報告していた問題で、同社は死因の分からないケースを全て「病死」とし、保険金を受け取っていた。
金融庁は再調査をしたところ、同社の借り手の死因不明分に占める自殺率は、当初の報告の2倍以上の26.9%であったことを公表。これに伴い、大手消費者金融5社(プロミス・武富士・アコム・アイフル・三洋信販)の平均も25.5%であることが分かり、自殺者が4人に1人までに達している状況が判明した。
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語弊があるかもしれませんが、この亡くなられた人達から、何かを学ばなければいけません。大切な命から、学ぶべきだと思うのです。きっと、借金を原因に自殺されてしまった人達の多くは、まさか自分がそうなるなんて予想もせずに利用し始めていたことでしょう。
だからこそ、お金を借りるという事でさえ、場合によってはそれだけ怖い部分もあることを自分や家族のためにも、認識されておくべきではないでしょうか。
「知ろうとしない」のは悪いことかも…
上記ニュースからは、それだけまじめ(責任感が強い)な人が多いとか、借り手の立場が貸し手に比べとても弱い認識がされているとか、返せなくなったときの圧力が強すぎなのでは、などといったことも推測できます。要するに、借金との付き合い方が賢明ではなかったとも言えるのかもしれません。であれば、どうすれば良いのでしょう。その為には、私たちが借金やお金ことを知って、理解することが必要なのです。そして利用する際は、最低限の“借金の勉強”をして、賢く上手に利用することが、良い付き合い方の始まりになります。そして、借金は万が一のときでも、解決できる手立てがあることを知ってほしいと願っています。
知らないことを攻める気はありませんが、相談者で「エッ、キャッシングって借金になるんですか?」と言われたりすると、ひっくり返りそうになってしまう。ここまではいかないとしても、現実はこれより少し高いくらいでの理解で利用している、というのも実情なのかもしれません。知らないことよりも、知ろうとしないことは悪いことで恥ずかしいことだと思います。来年に向けて、年末年始の時間のあるとき、借金の勉強をされてみてはいかがでしょう。そうしたら、借金なんかであなたの人生つぶされることはないことも見えてくるかもしれません。
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