借りるだけ借りたそのあとは

悪徳ワールドへようこそ【悪徳業者の実態】
はまると怖い業者の素顔。甘い話の実態はきついワナ!
指示を振り切れずに、この業者が指定する貸金業者がある住所に行ってしまった。そこはただの大手消費者金融。「そこで普通に融資の申込みをしな。話はつけているから。個人信用情報操作したし」。

30万円が融資された。「どうだ凄いだろ、うちの力は。次行くぞ」と携帯電話に指示が飛ぶ。何店舗も業者を回らされ、もう完全に融資が受けられない状態まで操られる。

「お疲れさん。110万円借りられたな。うちの力でのことなんだから、半分の5割、55万円振り込め!」。躊躇すると、職場や近所にばらすと罵声を浴びる。やむを得ず、振り込んでしまった。後日、警察に相談し、その業者に連絡してみてもつながらない。借金だけが残る。その後、この人の返済は数ヶ月ももたなく、借金整理することになった。借金を増やしてしまったこともあり、解決方法は自己破産しか講じられない状況になってしまった。

悪徳業者はいろいろある!

こういった手口をとる悪徳業者を『紹介屋』といいます。他に“ショッピング枠を現金化”と銘打って、キャッシング(現金借り)ができない人に、パソコンや高級時計やバックを買わせ、安値で買い取る『買取屋』。“あなたの借金を解決します”などと救済するように装い、高額な手数料だけを搾取する『整理屋』といった悪徳業者が存在しています。最近は他にもありますし、これらを組み合わせていたり、複雑な仕組みを使っていたりします。

解決するどころか逆で、さらに酷い状況にされます。悪徳業者と結託している悪徳弁護士・司法書士さえ存在するから注意が必要です。また時折問題にあがる“ヤミ金(ヤミ金融)”だけが悪徳業者ではないのです。無茶苦茶な、トイチ(10日で1割・年365%。最近は冒頭にも出てきた「都(1)」業者もトイチと呼ぶ)、トニ、トサン、トヨン…、という暴利を取っています。カラス金(一日1割)なんていうものさえあるのです。刑事罰が科せられる完全たる犯罪です。

甘い言葉の裏にはワナがあると思うべき

こういった悪徳業者への入口は、ネット・雑誌・スポーツ新聞・チラシ・電柱広告・看板・ダイレクトメールと、そこらへんに転がっています。甘い言葉の裏にはワナが仕掛けられていると思うべきです。うまい話などありません。騙された人から話を聞くたびに、とても残念かつ腹立たしい思いです。彼らは、そもそも貸す気などないことを知っておいてください。騙されてはいけません!



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