2017年・各メーカーの省エネ度
冷蔵庫は、140L以下のものから700Lクラスまで、さまざまな容量があります。最近は大容量化が進み、500L台の冷蔵庫で300kWh/年台の省エネ性能が高いモデルも登場しています。そこで、ボリュームゾーンの【500L台】より、各社の省エネ機種をピックアップしました。■おすすめ機種:トップユニット冷蔵庫・HPXシリーズ(パナソニック)【NR-F503HPX】274kWh/年 ※2021年省エネ基準達成率101%
コンプレッサーを上に配置したトップユニット構造で、冷蔵庫底面に広い面積に断熱材が使用できたため、省エネ性能が向上。また、ドアの開閉状況や庫内の明るさを感知して食材の量を見極め、冷やす度合いをコントロールする「エコナビ」機能で、さらなる省エネに!
■おすすめ機種:真空チルド・XGシリーズ(日立)【R-XG5100H】250kWh/年 ※2021年省エネ基準達成率112%
冷蔵庫につきものの“霜”の冷気を再利用する「フロストリサイクル冷却」で、さらなる省エネを実現。立体成型を可能にした独自のフレックス真空断熱材、冷媒の流れを効率化した「マルチバルブ」など独自の技術で、ますます省エネに!
■おすすめ機種:マジック大容量・FWシリーズ(東芝)【GR-M510FW】249kWh/年 ※2021年省エネ基準達成率112%
2つの冷却器で独立に冷却する「W‐ツイン冷却」の高効率運転、2ゾーンレイアウトによる効率的な冷却などで、省エネ性を向上し電力消費を抑えている。
■おすすめ機種:スマート大容量・WXシリーズ(三菱電機)【MR-WX52C】250kWh/年 ※2021年省エネ基準達成率112%
霜取り時間を短くできるナノポーラス冷却機や真空断熱材などの基本設計を採用。さらに、冷凍室・製氷室なども全室独立設計で、使わない部屋の冷却を止めるなど適正な運転ができる「部屋別おまかせエコ」や「パワーセーブモード」などにより、省エネ運転ができるのも、オンリーワン機能。
■おすすめ機種:プラズマクラスター冷蔵庫・GXシリーズ(シャープ)【SJ-GX50D】240kWh/年 ※2021年省エネ基準達成率121%
高性能コンプレッサー+ワイドリニアインバーター制御で、コンプレッサーの回転数をムダなくコントロールすることで、電力消費を削減。センターピラーレスや、扉の合わせ部分に冷気を逃しにくいホタテ貝の形状を採用して、さらなる節電も実現。
その他の容量については、以下のサイトをご確認ください。
【参考サイト】
資源エネルギー庁 「省エネカタログ」 ※ページ下方に掲載あり
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以上が、冷蔵庫を検討する際のポイントです。大きさ・形状・機能・省エネなど、チェックポイントはたくさんありますが、これらのポイントをしっかり検討して商品を絞り込めば、失敗のない冷蔵庫が選べるはずです!
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また、各社のトレンドをメーカー別でまとめてみましたので、そちらも参考にしてみてください。
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