大手平均 897,000円。前年比0.69%アップ
待ちに待ったボーナス! この冬のボーナスは去年より増えそう…… |
昨今のボーナス事情は、今年の夏をピークに少し下降傾向のようです。特に自動車業界では、この夏より8.15%のダウンとなっており、最近の円高傾向なども影響してきているのかもしれませんね。
このように、ボーナスは経済や金融情勢と深く関係しています。そこで、過去10年のボーナス支給額の変遷と情勢などについて見てみましょう。
過去10年 2003年を底にV字型
<過去10年の夏季一時金妥結結果(東京都)>
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東京都が調査した過去10年間の夏季一時金妥結額。2003年を底にV字型になっている(出典:東京都産業労働局)
※注1 対前年比は同一労組間比較であり、前年最終結果との比較ではない ※注2 2007年の数字は中間集計結果 |
上の表は、東京都が調査した過去10年の夏のボーナス妥結額の推移です。 10年前の1997年に809,273円をマークして以降、70万円台を推移しています。2003年には、706,558円まで下がっていましたが、その後上昇し、2007年は790,891円と10年前の水準近くまで戻ってきています。
ボーナスの平均支給額も、10年間で1割近くも変動していたのですね。これらの変動は、「あるもの」の変動ととても似ていますよ。
次のページで、ボーナス支給額と「あるもの」の変化を比べてみます