今利用している銀行はどんなサービスをしているか知っていますか?低金利に少しでも金利が有利なように、ムダな手数料を払わずにすむにはどうしたらいいのでしょうか。知っているのと知らないのとでは大違い。これからは自分の利用している銀行の優遇サービスをフルに活用して少しでも自分の財産を減らさないようチェックしましょう。
<メインバンクの何をチェックしたらいいの?>
今利用している銀行の金利はいくらですか?手数料はどうですか?その銀行を利用することで、他行と比較してどんなサービスが受けられますか?この3つをまずチェックしましょう。もし他行のほうが自分にとってサービスがいいなと思ったら「めんどくさい」と思わず、メインバンクを変更することも考えましょう。
最近の銀行は資金や取引を集中させるほどお得なサービスがつく傾向にあります。将来のペイオフ対策を考えて複数の銀行と取引をすることも大事ですが、取引銀行は2~3行に絞って利用目的に応じた使い分けをするとよいと思います。
<利用目的に応じた銀行って何?>
例えば金利について比較してみると、店舗型の銀行に10万円預けた場合は普通預金で現在0.001%の金利です。でもネット銀行の普通預金に10万円を預けた場合は、0.050%~0.1%と金利は高くなります。
店舗型の場合でもまとまったお金が口座にある場合は金利が優遇され、0.030%程度になるケースもありますが、ネット銀行には及びません。定期預金においてもネット銀行のほうが金利は有利です。もしあなたが店舗型の銀行の普通預金にお金を入れっぱなしならば、同じ普通預金ならネット銀行のほうがお得になる場合もあるのです。
ネット銀行は、店舗型よりも金利が高かったり、手数料が安いという銀行が多いです。しかし、ネット銀行の中にはATMの数が少なかったり、時間内の預け入れの手数料は無料でも引き出しの手数料は支払わなくてはいけない、無料の場合は回数制限があるなど、店舗型の銀行よりも不便に感じる面もあります。店舗型とネット銀行の長所短所をうまく使いこなすことが大事です。