2nd STEP どうして続かないかを理解しましょう
■節約が続かない訳
節約はしたいけど、めんどうだし続かないという経験は、だれでもした事があると思います。また、自分は節約しているのに、家族が協力してくれなくて、出しっ放しの水道を見る度にイライラ、つけっ放しのテレビを見るとカッカしちゃう!という人も。
続かないのは訳があります。節約も1日では、ダイエットと同じで効果が出ません。続けることこそが、節約につながるのですが、前のページにも書いたように「やらなきゃ・・・」と思っただけでは、体がついて行かないのです。
「ビリーズブートキャンプ」をやったらダイエット出来ると分かっていても、見ているだけでは体重は減らないように、目標を達成するにはどんな小さな事でも行動を起こす事が大切です。
ところが、これを「節約しなきゃ!」「お金を貯めるだから、今日から節約してよ!」と
自分や家族にいい聞かせても、長続きしません。
なぜでしょう?
仕事でも、勉強でもない事を、やらなきゃと思うだけで、「いやだなあ」「めんどくさい」と思ってしまっているのです。(仕事も勉強もめんどうで、いやかもしれませんが)
ならば、体が、脳みそが拒絶しない、喜んで行動を起こしてくれる言葉を用意すればいいのです。それこそが「魔法のことば」です。
次の準備:節約が続かないのは、あなたのせいではなく、続けることばを知らなかっただけだと理解しましょう。
3rd STEP 楽しくなる「魔法のことば」を使いましょう!
最初の質問にもどりましょう。「水道光熱費、減らしたいですか?」
きっとこの記事をクリックして下さったのは、何か理由があったからだと思います。例えば、毎月給料日前になるとちょっとピンチとか、将来のために無駄なお金は使いたくないとか、産休中なので、手取りが減っちゃったとか。
水道光熱費が減れば、あなたの悩みは少なくとも改善の方向に向かいます。そして、最初の準備で、いくら水道光熱費にお金を使っているか、しっかり把握できたはずです。次の準備でイヤイヤ節約をしても絶対に挫折する事もわかりました。
節約とは、ちょっとセンチメンタルな響きなので、これを次のように考えてみましょう。
水道光熱費節約
↓
お金の悩み解決
↓
お金が貯まる
↓
お金持ちへの最初のステップ
■「魔法のことば」
今から、「節約しなきゃ」の「節約」も「しなきゃ」も禁句です。「水道代を減らさなきゃ」も禁句。水道代を1万円使っていて半分にしたいなら、蛇口の前に立ったら、ケチケチ洗わなきゃ!と決して思ってはいけません。
「5000円貯まる」と思ってみましょう。
「お金持ち」
「ディナー」
などなど、水道代を半分にした事で自分が実現出来る何かを想像しながら、毎回ことばに出してみます。これが「魔法のことば」です。
お皿を洗う時(洗いものはただでさえ、めんどうでいやな作業ですよね)「お水を鉛筆のように細く出して、節約しなきゃ・・・」と思うより、「5000円た・ま・る!」と思った方が、何だかポジティブに体が動くからとっても不思議です。
最初はすぐ、出てこないかもしれませんが、しばらくすると、「魔法のことば」を言わなくても体が覚えていて、蛇口の前に立つとちゃんと節水モードでお皿を洗えるようになるのです。
まだまだ続く、私だけの「魔法のことば」の見つけ方。そして実践編です。