専業主婦のへそくりに税金が?
貯めすぎると、あなたの大事なへそくりにも贈与税がかかるかも!? |
ガイド「なるほど。その金額が年間110万円以上だと、贈与税がかかることもありますね。これは、専業主婦だけではなく、共働きでも夫の給料を全て妻が管理していて、余ったお金を自分名義の口座に入れるケースも同じですね」
編集長「そうです。妻の方が銀行に行きやすいからという理由で、家計のお金を妻名義の口座に入れている人は要注意ですね」
ガイド「他にはどんなケースが考えられますか?」
編集長「夫のお金で妻名義の車を買ったとか」
ガイド「1人1台車を持っている、地方都市なら『お前の車だから、お前名義にしていいよ』と言ってくれる旦那さんは、いそうですね」
編集長「ご近所のうわさ話が税務署に届いて、調査に来るという話もありますから、車をよく変えたり派手な生活をしている奥様はご注意を」
ガイド「『あそこの家、奥さん働いてないけどいい車乗ってるわね』なんて言われるんでしょうかね」
編集長「他は、投資ですね。夫からもらったお金で株をやるケース」
ガイド「なるほど、夫に元手をもらって株や、FXを始める人もいますからね。そして、大儲けをして確定申告したら『この元手はどこからですか?』って税務署から聞かれますね」
贈与税っていくらかかるの?
ガイド「もう一度おさらいですが、夫の給料を生活費として使う分には贈与税の対象になりませんよね」編集長「そうです。夫の給料から、自分のこづかいとして自分名義の口座に入れたり、投資したり、自分名義の車を買ったりするとそれは贈与とみなされます。年間110万円以上だと、贈与税をおさめる事になります」
ガイド「贈与税の税率は、10%から50%。例えば、年間150万円の贈与でも4万円、500万円なら53万円、1000万円なら231万円も贈与税がかかりますね」
編集長「税金を払いたくない人は、へそくりは110万円までにした方がよさそうです」
ガイド「あとは、110万円以下で将来値が上がりそうな物を探すとか!2000年に1キロの金の延べ棒は101万円でしたが、最近は1キロ300万円になったので、約3倍です。(売却益には譲渡所得がかかります)」
編集長「そんな風にうまくいけばいいんですが、そうはいかないのがこの世界」
ガイド「そうですね。やはり、へそくりはへそくりらしく、毎月少しずつでも確実にへそくるのがいいかも。月に9万円以下なら贈与税はかかりません。そして、夫婦で貯めるお金は、夫名義の方がよさそうですね。また、おもしろいネタがあったら発売日前に教えて下さい!」
編集長「生命保険も契約者と受取人の組み合わせによっては、イザというときに高い税金がかかるんですが、そのへんはまだ原稿作成中でして…完成したら小倉トーストでも食べながら」
ガイド「わ~、たまらんがね~(きゃ~、うれしいわ!)」
いかがでしたか?毎月、ダンナ様から10万円くらいおこづかいをもらってそのまま貯金しているという、あなた!旦那のお金は私が管理、とばかりにとりあえず、自分名義の口座に入れちゃっているあなた!その気はなくても、贈与されているとみなされ、贈与税がかかる事もあります。ご注意を。
楽しくお金が貯められるガイドのメルマガはこちら!