貯蓄/貯蓄する基本の方法

「へそくり」ばれたら税金かかる!(2ページ目)

マネー誌「あるじゃん」が、「へそくり」の特集をするという噂を聞きつけ、おもしろそうなので取材して来ました。発売に先駆け、内容を編集長のインタビュー付きでお伝えします。

山口 京子

山口 京子

家計簿・家計管理 ガイド

お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格を取得。毎日着物生活。お茶の先生ではなく「お金」の先生、ファイナンシャルプランナー。テレビや全国の講演会で、お金の話をする日々。

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みんなのへそくりの実態は?

あるじゃんの阿部編集長とガイド
「みなさんどれくらい、へそくっているんでしょうか?」という私の質問に対して、資料を使いながら丁寧に説明してくれました。
ガイド「わたしも、へそくりに関しての取材を受けたり、記事を書いたりしていますが、へそくりってきちんとした定義がある訳ではないんですよね」

編集長「昔はへそくりというと、夫の給料袋から毎月少しずつお札を抜いて貯めるイメージでしたけどね。今は妻が一度就職して結婚するケースが多いので、あるじゃんでは自分が働いて貯めたお金や、自分名義の貯金、財産をへそくりと定義しました」

ガイド「みなさんどれくらい、へそくっているんでしょうか?」

編集長「読者は主に20歳代~40歳代前半で、平均は137.9万円でした。やはり独身時代の貯金が多いようです」

ガイド「男女雇用機会均等法が出来てから就職した世代ですから、お金を貯められたんですね」

編集長「預け先も、銀行や郵便局の預貯金が圧倒的に多くて、みなさんの『いざという時のために減らしたくない』という気持ちがよくわかります」

ガイド「でも、これらの独身時代に貯めた自分名義の貯金は、妻の財産として守られていますし、特に税金もかかりませんよね?」

編集長「そうなんです。問題は、結婚して専業主婦になった後、貯めたへそくりです」

ガイド「・・・あ、なるほど!場合によっては、税務署から『税金を払いなさい!』と言われる事も考えられますね」

専業主婦が頑張って貯めた、作った「へそくり」に税金がかかるケースとは?

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