500円玉貯金の落とし穴は、無利息と盗難リスク。 |
せっせとへそくり・・・しているだけでは、お金は殖えません。わたしの「へそくり」をどう貯めるのがベストなのか、資産3分法をもとに「へそくり3分法」を考えてみました。
みんなのへそくり方
へそくりとは、古くは貧しい生活をしながらも「へそくり」で馬を買い夫を大名にした山内一豊の妻、千代の話に代表されるように、普段はない物として生活をして、万一の時に役立てるものです。普段はない物としなければいけないので、みなさんどこでへそくっているのでしょう。gooの興味深いランキングがありますこれを見ると3つの「へそくり方」に分類する事が出来ます
■お家で貯める(2、3、5)
■元本保証商品で貯める(1、8)
■運用する(4、6、7、9、10)
普段何気なく貯めているへそくり、それぞれのリスクとメリットデメリットを見てみましょう。
へそくり方のリスク
■お家で貯めればリスクゼロ?へそくりの基本は、やりくりをして貯金をすること。3位の500円玉貯金は、へそくりの基本に一番向いています。やはり人気の秘密は、ルールがとても簡単でお金が増えるのが実感出来るし、成功している人が多いからでしょう。500円玉貯金箱は、ゴールが10万円くらいから100万円までいろいろ。「これをいっぱいにすれば100万円」と思えるのでやる気も出るのですが、100万円貯まるまで利息が付かないという点と、盗難リスクがあります。
他の貯金箱で小銭貯める人や紙幣を隠している人も同じですね。念入りに隠せば別ですが、本の間に挟んでそのまま古本として出してしまったり、忘れてしまったり、自分に万一の事があっても家族が探せないようではお金の価値が無くなってしまいます。
■元本保証、運用は?
へそくりは、いざという時のための物ですから、使いたい時に大きく値が下がっていては困ります。預貯金は、元本は保証されますが、いろいろな物が値上がりしている時には、低金利だとお金が増えない=お金の価値が目減りしてしまう、というリスクがあります。
貯蓄型の保険は、万一の場合の保証とある程度のリターンがありますが、加入してすぐにお金が必要になった場合は下ろせません。株、FXは大きく殖やせますが、使いたい時に大きく損失を抱えているかもしれません。
大切なへそくりを上手に守りながら目減りしないようにするには、「新たなへそくり方」が必要だったのです。