カーシェアリングの利用者は5年で90倍に!

今まで選択肢が「所有」しかなかったクルマ。カーシェアリングは「みんなで使う」という新しい選択肢

今まで選択肢が「所有」しかなかったクルマ。カーシェアリングは「みんなで使う」という新しい選択肢

公益法人交通エコロジー・モビリティ財団の調査では、2008年3245人だったカーシェアリングの利用会員数は、たった5年で28万9497人と急激に増えています。特に、2011年からは、クルマを貸し出すステーション数と、車両台数が増えたことで、以前より借りやすくなり、カーシェアリングがぐっと身近になりました

カーシェアリングとは、複数の会員でクルマを利用する仕組み。クルマの購入費用や税金、保険料、メンテナンス代、ガソリン代なども利用料に含まれます。クルマを所有するのに比べ、割安な費用でクルマを利用できるのが人気の理由。費用の効果だけでなく、マイカーからカーシェアリングに変えることによって、公共交通機関を利用する割合が増え、環境負荷軽減の効果があるという調査報告も、スイス、ドイツ、フランスから出ています。

サービスを提供するのは、カーシェアリング専門の会社の他に、ガソリンスタンドや自治体、マンションの管理組合などがあります。

注目のカーシェアリング2社の特徴

タイムズカープラスは、黄色い看板でおなじみの駐車場「Times」のタイムズ24が運営しています。料金は15分200円か400円。車種によって違います。コンパクトカーだけでなく、人気のプリウス、MINI、BMW、Audi、電気自動車などもあり、その日の気分でクルマが選べるものうれしいですね。

ホームページを見ると、ペーパードライバー用の講習の紹介や、会員カードを見せると優待が受けられるレストランやレジャー施設などのリンクもあります。利用するたびに貯まるポイントは、タイムズの駐車場で使えます。

オリックスカーシェアは、東京の地下鉄東京メトロと提携し、東京メトロの発行するクレジットカードの会員向けに、発行手数料無料、3カ月月額基本料無料などのサービスを展開しています。利用料は、15分200円から。オリックスのステーションは、東京メトロ沿線の80%以上の駅から5分以内にあり、都心での仕事や都会に住むマイカーを所有しない人にとって、使い勝手がいいでしょう。

また、メルセデス・ベンツ日本と協業で、メルセデス・ベンツのかわいい2人乗りのクルマ「スマート フォーツークーペ mhd」「スマート電気自動車」に乗れるサービスもスタート。借りられるのはまだ大阪・梅田の「グランフロント大阪」だけですが、15分150円からの特別価格で乗れるので、おしゃれなクルマにちょい乗りしたいときにはもってこいです。

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