保険で得をするのは、どんなとき?
学資保険の一括払いはよく考えて |
でもそれは加入してすぐに万一のことがあったり、保険に加入して何度も入退院を繰り返す状態をさすので、お金はお得かもしれませんが辛いですね。
しかし、絶対起こらないかというと、そうとも言えないのが人生です。
例えば300万円の死亡保障がついた生命保険は、加入した次の日に亡くなったとしても死亡保険金300万円が受け取れます。
貯金なら、毎月1万円ずつ300ヶ月かけて貯めようと思っていた矢先に亡くなってたら、遺族には1万円しか残りません。
では、300万円の死亡保障を安く買うために、一括払いで保険料を払っていたらどうなったでしょう?
保障と貯蓄
例えば、300万円の終身の死亡保障を、270万円の一括払いで買ったとします。加入した次の日に亡くなったら、遺族は300万円の保険金を受け取れますが、相続財産が270万円減ってしまっています。
一括払いにすると、少ないお金を毎月払って大きな保障が得られるという、保険の特徴が活かせません。
一方、貯蓄目的の学資保険は、どうでしょうか?300万円の満期金を17年後に受け取るのに一括払いに必要な保険料は240万円。およそ2割増えて戻って来ます。毎月払うと1万3000円程度。総支払い保険料は272万円です。
保険の特徴を活かして、毎月お金を払えば万一の場合も手元に貯金は残り、かつ満期には300万円受け取れます。
■まとめ:保険の特徴を活かすなら、毎月払い。お金を増やすのを期待するなら一括払いがお得です。
いかがでしたか?保険料はこの他に、月払い、年払いという方法もあります。どちらがお得か?関連記事をごらん下さい。
保険料の月払い?年払いどちらがお得か?
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