貯蓄/貯蓄できない人のための貯め方

一括払いで得する保険、損する保険!?

保険料はまとめて払えば安くなりますが、ラッキーなケースばかりではありません。保険商品によっては、まとめて払わない方がいいケースもあります。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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保険料
火災保険は、最長36年入れます。
「保険料をまとめて払ったらいくら安くなりますか?」こんな質問をよく受けます。確かに保険料は、まとめて払えば安くなりますが、ラッキーなケースばかりではありません。保険商品によっては、まとめて払わない方がいいケースもあります。

火災保険


マイホーム購入時に誰もが入る火災保険。住宅購入時の諸費用として、見積もられますが、意外とお金がかかります。

例えば東京23区内の閑静な住宅街に、木造の新築一戸建てのお家を買うとします。67平米のお家だと、建物の評価額は約1300万円。火災保険(地震保険、家財保険は含まない)の保険料を1年、10年、36年で見てみましょう。

■1年  1万9630円
■10年 15万8730円
■36年 48万220円

長期一括払いは3割以上もお得!


一般の火災保険は、最長36年までかけられます。48万円と思うと、ちょっと高くて迷いますが、毎年1万9630円を36年払い続けると、保険料の総額は70万6680円に!頑張って一括払いをすれば、22万円もお得なのです。

10年でも、3万7570円お得です。

毎年少ない負担で保険料を払うのも魅力的ですが、出来れば、老後の負担を軽くするためにも最初に頑張って出来るだけ長い期間一括払いをした方がいいですね。

■お引越をした時は?
保険期間中にお引越をしたり、何かの事情で火災保険を解約する事になっても、解約返戻金(かいやくへんれいきん)が戻って来ます。解約返戻金は、解約する時期によって違いますが、加入から36年に近づくほど減って行きます。

■まとめ:火災保険は長期一括払いがお得

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