<投資に損はつきものと割り切る勇気>
人間誰しも損はしたくありません。そんな時、株式、投信、外貨預金…といろいろなものに分散しておけば確かにリスクは軽減できますが、リターンも少なくなってしまいます。
投資していく上では、損することも経験していくことになるでしょう。私もはじめて損をした時は、「参ったなー」と塩漬けにしてしまっていました…。でも、これは悪い例の典型です。
外貨投資の場合、外貨をそのまま保有して円安になるのを待つ、ということも考えられます。しかし、これは気休めでしかないと、個人的には思っています。多くの資産の内の少しだけを外貨に投資したというお金持ちであればまだいいでしょう。
しかし、はじめての投資で、ほとんどの資産を外貨に投資したというのであれば、まず勇気を持って損切りすることが大切です。何に投資しても、早く損切りすればポジションを取り直して心新たに投資できますし、次に同じ失敗はしなくなるはずです。
また、「海外旅行が好きだからTCにしちゃっえばいいじゃない」という案もないではありません。でも、投資したわけですから、旅行に話をすりかえてしまうのはまずいのではと個人的には思っています。それに旅行に行けば、投資金額以上のお金がかかってしまうことだってあり得ます。
資産を円建てと外貨建ての商品に分散することは、リスクを軽減するという点では効果があるでしょう。ただし、はじめて投資するのであれば、損することも考えられます。分散することに労力を使うよりも、まずは円建てなら円建て、外貨建てなら外貨建て、と一つの商品に絞って投資をした方が、その後の投資につながる成果と経験が得られるのではないかと思います。
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