大事件!配当金をもらい損ねた!?
株式投資で利益を得る方法には、株価の値上がり益を狙う方法と、株主優待や配当金を狙う方法があります。毎年2月、3月になると、多くの企業が3月に決算を迎えるため、株主優待と配当に個人投資家の注目が集まります。配当金をもらうためには、配当金を行っている会社の株主になることが必要です。正確に言うと、決算期末の時点(多くの会社が3月末)で株主名簿に名前が載り、権利を確定している株主だけが、配当金をもらえる対象になります。
実際には、株主総会でいくらを配当するかを決定するため、株主総会が終了する6月下旬以降に、配当金が支払われることが多くなっています。私は配当金を気にせずに株式投資をしているのですが、それでもある日突然、配当金の支払通知書をもらうと子供の頃のお年玉のようで、とってもうれしくなってしまいます。
私はせこいので、配当金を絶対にもらいにいくのを忘れるはずがないと思っていたのですが、とうとうやってしまいました! ある日机を整理していると、見慣れない封筒が。なんだろうと開けてみると…配当金の支払通知書だったんです。すでに期限切れで、自分のアホさ加減に超ブルーになってしまいました。未練たらたらで通知書を見ていると、小さく裏面に「期限を過ぎて○年○月までの場合には希望の口座に振り込みを…」と書いてあります。すぐに手配したところ、1ヶ月ほどで振込みがされていました。みなさん、期限が切れてしまった場合にはまだ配当金をもらえるのか、必ず確認しましょう。
配当金自動受取サービスってナニ?
というわけで、自分への反省も含めて、配当金を確実に受け取るために、「配当金自動受取サービス」を活用するとよいと思います。配当金自動受取サービスとは、保有している株式の配当金を直接、取引している証券会社の自分の口座に自動で入金するサービスで、無料で利用できます。松井証券が「配当金パックサービス」というサービスを開始して以降、他の証券会社でも提供するようになってきています。
配当金を受け取る方法としては、銀行等の預金口座に直接振込まれる方法と、支払通知書等により自分で金融機関に受け取りに行く方法の2種類があります。 このサービスを利用すると、保有している株式の配当金は、まとめて自動的に入金されるため、わざわざ金融機関まで出向いて配当金を受け取る必要がありません。また、新たな銘柄の配当金を受け取るたびに配当金を振り込んでもらうための口座等を登録する手間がなくなります。配当金は配当支払日以降に自動的に口座へ入金されるため、支払通知書を紛失したり、支払期間を過ぎてしまうといったリスクを回避できますので、配当金をもらい損ねるといった心配がありません。 さらに、口座に直接入金されるため、配当金そのまま投資に回すことができます。
お年玉をもらった時のようなうれしさはなくなってしまいますが、もらい損ねてブルーになるという事態は避けることができます。私は配当金をもらうとすぐに使ってしまっていたので、これを機会に配当金自動受取サービスを利用しようと思っています。
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