資産運用/資産運用をするときの鉄則

ついに景気後退!?貯蓄と投資はどうする?(5ページ目)

2002年2月から6年余りも続いた景気の拡大ですが、どうやら後退局面入りが確実になってきました。そこで今回は、景気後退に陥った時、貯蓄や株、為替、不動産といった投資をどう考えたらいいのか、考えてみました。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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不動産は今後どうなる!?


地価上昇によって絶好調だった不動産市況ですが、最近は、不動産関連企業の破綻が全国各地で相次ぎ、絶好調だった状況に陰りが見え始めています。原因としては、外資系ファンドが不動産投資抑制や、建築確認を厳しくした改正建築基準法の施行、建築資材の値上がりなどの様々な要因が重なったことが挙げられるでしょう。
不動産市況の悪化で、物件購入のチャンス到来か!?

しかし、不動産投資を検討していた投資家にしてみれば、地価の上昇によって買いづらかった物件も、市況の悪化で値下がりする物が出てきています。なかなか手が出なかった物件を購入できるチャンスが到来しているのではないでしょうか。

とは言え、不動産投資に欠かせない融資状況は、景気の低迷によって国内金融機関の融資審査が厳格化する傾向にあります。物件購入のチャンスを逃さないためにも、頭金を蓄えるなどして、融資を通りやすくする状況を日々作り出すように努力することが大切なのではないでしょうか。
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