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生命保険にも配当がある!?(3ページ目)

配当というと株式会社の株主が受け取る配当金をイメージする人が多いと思いますが、生命保険にも配当という制度があります。どんな種類があるのか確認してみましょう。

執筆者:海野 千絵

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配当金の受け取り方法は?

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配当はいくらになるの?
契約者は配当金の受け取り方法について、株式の配当金とは違い、いくつかの種類から選択することができます。

・積立方法……必要になるまで受け取らず積立ておく方法。
・保険金買増方法……配当金内で保険金を増額する方法。
・相殺方法……配当金で保険料を支払う方法。
・現金受取方法……現金で受け取る方法。

このように選択ができるので、自分のライフプランに合わせて選びましょう。

配当額は保険会社によって違う

バブル崩壊後、保険会社は自社の経営安定のために、配当はほとんど行ってきませんでしたが、最近の景気回復により、まだまだ少額で、一部の生命保険が対象ですが、剰余金を配当金として還元し始めました。

そうすると、みなさんも自分の契約している保険について、いくら配当がつくの?と気になるところでしょう。しかし、配当の金額は各生命保険会社によって異なります。それは、配当というものは、各社の経営努力や業績・資金運用能力によるところが大きいからです。業績が良い会社は多く配当が出せるし、業績が悪い会社は配当なんて出せません。それは株式会社と同じですね。

生命保険というのは、そもそもの目的が万が一の保障のためのものなので、株式投資のように配当金を目的に加入するべきではありませんが、今後は、各社で配当金の格差が出てくることが予想されます。

現在では同じ保障内容の保険でも配当金を一切なくして、その代わりに保険料を安くしている「無配当型保険」もあります。もらえるかどうかわからない配当金を期待するよりも、月々の保険料を安くして、その分を貯蓄にまわすなどの方が効率的な場合もあります。

みなさんも、自分の加入している保険会社やこれから加入しようとする保険会社の配当について、確認してみてはいかがでしょうか?


【関連リンク】
生命保険のNTTイフ「保険料と配当金の仕組みは?」
保険はどんな仕組みで成り立っているの?
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