平成8年以降、標準責任準備金(生命保険契約を有効に成立させる為に必要な積立金:将来の保険金支払いの為の積立金)の計算に使用されているのは、日本アクチュアリー会によって作成された「生保標準生命表」であり、保険会社各社はこの「標準責任準備金」の基準に従って、将来の保険金支払いの為の積立金を準備しなければならないことになっています。
この「標準責任準備金」を準備する為に必要な保険料に保険会社のコストをのせて、生命保険各社は保険料を設定しているのです。
現在、計算基礎の一つである同じ経験表を使って計算された保険で同じような保障内容でも保険会社ごとによって保険料が異なることが当たり前になってきました。
同じ保険会社の中でも、保険内容は同じでも保険会社独自の指標に基づいて保険料が異なるものが数種類準備されている会社もあります。
健康の維持促進が保険料の負担を抑える為のひとつの有効手段なのです。
冒頭に記述させていただきましたように、日本人の平均余命は延びてきました。
死亡保障に対する保険料は、予定利率による割引の影響を考えなければ、以前より安くなってきています。しかも、同じような保険でも保険会社ごとに違う保険料設定がされているとすると、生命保険利用者としては、今後ますます保険料比較を正確にしていく必要性が増してくるのではないでしょうか。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!
※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。