1.収入保険料が全世界の31.61%
2.世帯加入率は91.8%(民間生保、簡易保険、JA共済の合計)
の2点からも、日本人は保険が好きなんだろうなと感じれます。

生命保険が日本でここまで浸透しているのには、これまでの戦後の日本の経済成長を支えてきた日本独特の社会構造に理由があると言われる方もいます。
「亭主元気で留守がいい」という冗談を耳にすることがありますが、そんな冗談にも保険好きといわれる理由が見えるような気がします。
とにかく元気で働いていてさえくれれば家族は安泰、終身雇用が当たりまえのように思え、社会保障や、大企業などの企業保障も充実しているので、家族にとっての最大のリスクは世帯の大黒柱の死でした。
そのリスクに備える為に生命保険に加入するという選択をされてきた結果、現在の状況を作り上げてきたのでしょう。

しかし、最近では多少様変わりをしてきているようです。医療保険やガン保険、傷害保険といった第三分野の保険への関心が以前にも増して高まっていて、また、自分が必要と考える保険を必要なだけ準備したいと考える方も増えてきているように思います。(これまでは、なんとなく周りが加入しているからと言う理由だけで保険にも加入しておこうと考える方も多かったのではないかと思います。)

2000年版の生命保険に関する全国実態調査(生命保険文化センター)では、保障に対する「充足感があるか、無いか」のアンケートの結果では、6割ぐらいの方が「充足感なし」と答えています。これが今後どのように変わってくるのか、次の実態調査の結果が楽しみです。

収入保険料の比較から、日本人は世界で一番多くの保険料を支払っていることが分かります。それを指して「日本人は保険好き」といわれるのも分かります。しかし、自分自身の保険内容に満足していない方も多いのが日本の現状のように思えます。自分が加入している保険内容に満足している方が多くなれば、日本人は本当に保険が好きと言えるのではないでしょうか。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。