生命保険の見直し/生命保険料の節約術

生命保険の保険料をとにかく安く見直す方法(4ページ目)

「保険料が高い」「とにかく保険料を安くしたい」こんな風に考えている人は少なくないでしょう。そこで、「とにかく安く。しかし保障は確実に」というかなり矛盾した要求をかなえるための方法をお伝えします。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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貯金がなくて、小さな子供がいて、生命保険に入っていない人へ

貯金がなくて、お子さんが小さい場合、収入の源であるお父さんやお母さんが突然亡くなってしまうとどうなるでしょう。ご実家の援助があればよいですが、それも当てにできない場合。遺された家族は経済的に大きな負担を強いられることは容易に理解できます。

しかし、最近、こうした家庭の保険を拝見すると、本当に多いのが「入院の保障である医療保険のみ」しか加入していない家庭です。入院時に最大でも60万から90万程度を受け取る保険にのみ加入し、万一の際の家族の状態など一切考えに及ばない家庭が多いことです。

本日記事でご案内している生命保険は本当に安く、数千円で数千万円という大きな保障を得られる可能性があります。まずは何か起きたときに遺された家族の経済状態を考える必要があります。生命保険は安く入れるのです。

安い保険の弊害

最後に、安くするにあたり、今一度考えたい、デメリットについて考えて見ましょう。

保険は掛け捨てに、保険で貯蓄はやめましょうという保険をあまりご存じない一部の専門家のおかげで、ここ数年でかなり掛け捨ての安い保険というのは脚光を浴びてきました。しかし、安い保険には必ず訳があります。デメリットを考えて見ましょう。

1.更新がくるたびに保険料が上がる!

  これはご存知でしょう。結果として沢山保険料を払う場合もあります。また高齢時に保障があがるために保険料を支払って行くにあたり大きな不安が残ることは言うまでもありません。

2.高齢時に保険が継続できない可能性も!

  更新型や期間が定められた有期タイプの保険なので、とうぜんある年齢に到達すれば保険が終わりです。かつて販売されていた「定期付き終身保険は、更新型で60歳や65歳で保険が切れ、実際になくなったときにもらえると思っていた金額を大幅に下回った微々たる保険金しか受け取れなかったと不満を持っている人が沢山いました。

3.高齢時の保障が少なくなるので保険の内容をよく把握する

  高齢時に保障が減る、もしくは無くなってしまう為、いつ保障が切れるかを良く把握する必要があります。

これを見ても分かるように、ただ、安くしたからといって決して良い訳ではありません。長期の保険には長期のメリットがあり、貯蓄性の保険はダメなわけではなく、使い方や商品を慎重に選べば、実質的な掛け捨て部分である保険料をかなり抑えることができます。

したがって、安さよりも、保障内容もしっかり考えたいという人は、掛け捨てと貯蓄性、短期と長期、解約返戻金の有る無しなどをバランスよく組み合わせて自分の保険を作っていくことをお勧めします。


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