一人で生きているわけではありません
別居であろうと、そうでなかろうと家族にとって大きな負担以外の何者でもありません。大病を患っている大切な家族をほうっておく人はいないでしょう。ましてやがんを患った場合は非常に大きな金銭的負担を残して亡くなる可能性は否定できません。もし、数百万のお金が必要になった場合。それでもシングルには生命保険は不要。1日5000円で60日間、手術給付金を含めても、延べで50万円から60万円受け取れる医療保険を真剣に考えるべきなのでしょうか。そんな疑問をもつのは私だけでしょうか。
もちろん、保険に変わる現金を自分や家族が簡単に用意できるのであれば、話は別です。生命保険に頼る必要などありません。保険料の無駄です。もっとも、それなら、医療保険は更に必要ないものといえるのではないでしょうか。
20代、30代で考える生命保険
保険期間が60歳、80歳、終身(亡くなるまで)といった長い期間で加入を考えた場合、20代に加入すると保険料の月々の負担が非常に軽くなります。最終的に支払う保険料はそれほど変わりはありませんが、支払う期間が長ければ、ローンといっしょです、それだけ、1回の支払いの負担は軽くなります。このように、生命保険の保険料はある意味、分割払いと同じことですから、若いうちから加入して分割の回数が長い場合は月々の保保険料の負担が軽くなるわけです。保険の期間が長期になれば、その期間中保険料は上がりません。若い頃の安い保険料がそのまま継続するので年齢が上がるほど支払いは楽になる傾向にあるわけです。
これに加えてご存知の死亡率です。2、30代の人の亡くなる確率は当然少ないために、保険料が安いということです。相乗効果で若いうちは負担が少ないのです。