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生命保険営業の真実

なぜ、生命保険会社はこんなに問題が多いのでしょう。その理由についてちょっと視点をかえて、販売者側の視点で考えてみました。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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何かがおかしい生保営業

昨年の不払い問題以降、生命保険会社の問題点がいろいろなところで語られるようになりました。同じ金融である、証券会社もバブル崩壊後は会社の不祥事はあっても、その営業のやり方、顧客とのトラブルについてのバッシングは保険会社に比べれば少ないでしょう。なぜ、生命保険会社はこんなに問題が多いのでしょう。その理由についてちょっと視点をかえて、販売者側の視点で考えてみました。

生命保険営業は歩合制

顧客とのトラブルが耐えないのは、生命保険の営業マン、セールスレディのお給料が歩合制ということが大きな理由の一つです。

基本的に人が働けばお給料を貰って生活が成り立ちます。お給料がなければ生きていけません。

生命保険の営業に携わる人も当然のごとく、収入がなければ仕事は続きません。

歩合制のセールスの最も怖い点は、

「売らなければ食べていけない」
という考え方が、
「家族を養っていくためには売るしかない」
となり、
「お客さんにとっては必要ないと思ってはいるけど、自分のことで精一杯」
という考え方に陥りやすいことです。
このために、とんでもない内容の契約を販売したり、全く顧客にメリットのない転換を勧めることが平気で出来てしまいます

こんな考え方で、人様からお金を貰って良いのでしょうか。

答えはNOです。

「そんなのきれいごとだ!」と反論する営業マンもいるかもしれませんが
お客さんから見たら、それはふざけた話です。
きれいごとでもなんでもない、やってはいけないことですね。

お客さんにとって良いことをするから、お金をもらえるのです。
お客さんにとって不要だ、損だと解っているものを販売してお金を貰って良いのでしょうか。これは、法に触れないだけで、単なる詐欺です。

トラブルが起きて当然です。

「自分の保険は全て共済」という上司も!?
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