生命保険/生命保険の使い方・請求方法

保険金を受け取る

保険に加入したのは保険金を受け取るためです。いかんせん、営業担当や代理店にお任せになりがちな保険金請求。ちょっとした知識があれば同じようにお任せでも安心感が全く異なります。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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保険金を受け取る前に・・・
保険に加入したのは保険金を受け取るためです。いかんせん、営業担当や代理店にお任せになりがちな保険金請求。ちょっとした知識があれば同じようにお任せでも安心感が全く異なります。保険金を受け取るときの豆知識をご案内します。



もしあなたが保険金を支払うとすると何が欲しい

保険金を受け取る場合、ちょっと考えてほしいのが、もしあなたが払う側だったら、何が必要かを考えてみることです。

たとえば、医療保険。もしあなたが風邪をこじらせて肺炎に。一週間ほど入院したとします。あなたは1日目から日額1万円支払われる医療保険に加入しています。

受け取ることができるのは1万円×7日間で7万円です。

これは誰でも出来る計算です。問題はこれを受け取るために必要な書類は何が必要なのか?です。ここで、保険金を支払う立場で考えてみましょう。

保険金を支払うためには、お客さんから、口頭で「入院しました」と言われても、そのまま信じるわけにはいきませんね。世の中にはいろいろな方がいます。お客さんを信じたいのはやまやまですが、保険金はほかのお客さんから集めたお金の中から支払われるわけです。その支払いが正しかったことを証明するために、客観的な情報を示す書類が必要になります。

「本当に、この人は入院したのか?」と聞かれたときに、すっと出せる、「この通り、この方は確かに入院しています」という証明です。保険金を支払うからには、誰に対してもこの通りですという証拠がなければ、お客さんから集めた大切なお金は支払うことなどできないのです。
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