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今すぐ!!ずぼらな人の生命保険設計

「先の話だしそんなに細かく考えなくていいでしょ?もっと簡単に考えたほうが思い出せて良いんじゃないの」子どもが生まれたから、結婚したからとにかく早く入っておきたいという人はぜひ読んでください。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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ずぼらな人、今がチャンスです!
保険のことを考えたとき「必要保障額の説明はわかったけど、先の話だしそんなに細かく計算する必要はないでしょ?もっと簡単に考えたほうが、あとあと思い出せて良いんじゃないの」こんな風に考えている、ずぼらな人も少なくないでしょう。

子どもが生まれたから、結婚したからとにかく早く入っておきたいという人はぜひ読んでください。

基本のパターン

生命保険の設計において考え方の基本は「何に備えて」「いつまで」と「いくらかけるか」です。どんなリスクに備えて何歳まで保険金がいくらもらえるように設定するかを考えます。

これを突き詰めていくと、

「一生必要な生命保険」「子育てに掛かる費用をカバーする生命保険」「入院費をカバーする保険」
の三つになってきます。とにかく何かに入っておきたい!そんな人は、この3つを検討してください。

一生必要な生命保険

いくつになっても遺族のために残しておきたいお金を保険に頼ると保障期間は一生必要となります。保険期間が一生涯もしくは100歳近い超長期の保険が必要です。

具体的には終身保険(変額終身、利率変動型終身他)、長期平準定期保険を選びます。保険金額は、お葬式代が200万から300万が相場だとして、これにプラスアルファで死後の整理資金として200万円前後、合計500万円程度の金額で加入している人が多いです。

終身保険は貯蓄性が高いので、老後の資金準備も兼ねたい、高齢になってももっと高額な保険に加入しておきたいという人にとって、ここの保険金額を大きくしていきます。

終身保険は解約すれば解約返戻金が、解約しなければ保険金を受け取ることができる、払った保険料を確実に回収できる保険です。その辺を理解していると貯蓄と保険の使い分けも簡単でしょう。

この保険は独身、夫婦だけの家族にとっても有効な保険です。貯蓄の苦手な人にとって長い期間でお金を貯めるには威力を発揮します。銀行引き落としで毎月強制的に積み立てられるのですから。

また、中途で見直しの必要もまずありません。貯蓄のできる人にはこの保険は必要ないかもしれません。自分の性格を理解して検討してください。

まとめです。

「一生涯の保険は500万円程度を死後の整理資金および生活の立て直しに終身保険で用意する」

※終身保険にはいくつか種類がありますが、保険期間が一生涯で保障は死亡、後遺障害のみの保険であれば問題ありません。いろいろ特約が付いているものもありますが、すべて外すことを念頭においてください。保険料を抑えるための知恵です。
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