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一生涯の保険料を最も少なく済ませるには(2ページ目)

最も効率的に保険料を抑えるということは、毎月の保険料を抑えるのではなく、これから支払っていく保険料の総支払額をできるだけ少なく抑えることです

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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短期の保険に加入する

60歳以降の保険は不要という状態になると、かなり保険料を少なくできます。ただ、お金が貯まるまでに万一の事態が起こってしまうと、遺族は教育費や、住宅費など大きな支出を余儀なくされます。

このお金に関しては保険で何とかする必要がありそうです。そこで役に立つのが、短期の保険
すなわち、「掛け捨て」の保険なのです。

貯蓄を目的とした保険以外は、10年、20年までの保険期間の保険は、ほぼ掛け捨てと考えて間違いありません。解約してもお金が戻ってこない分、保険料は安く抑えられています。

定期保険(収入保障保険、逓減定期保険等)や共済を利用すると、月々数千円で高額の保障が確保できるでしょう。

共済の特徴は年齢によって保険料に差がないことです。ただし、65歳までといった高齢時に対応していない保険の一種ですので、今回のテーマにはぴったりなわけです。

また、40代、50代になれば、共済の方がお得かもしれませんが、保険料が同じなだけあり、20代30代は安易に共済に走らず、保険会社でも同額の保障を見積もってみることをお勧めします。

保険に頼らない人生

計画的な積立さえできれば、保険にはほとんどお金をかけずに済むことがお分かりでしょうか。若いうちだけの保険はとても安いのです。

生命保険は確かに必要かもしれませんが、このように考えると、しっかりお金をためられる人には保険はそれほど必要ではないのです。

反対に、お金が貯まらない人は一生保険と付き合う必要がありそうです。
保険は自分の価値観と相談しながらうまく使えば、とても強い味方となり、コストも抑えられるわけです。
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