営業マンはあなたのことを考えていますか?
前回に引き続き「営業マンの見分け方」をご案内しましょう。現在加入中の保険は?これから営業マンにあう人、そして営業マンの方にも読んでほしいと思います。

キャンペーンを口にした営業マンは論外

新商品のキャンペーンだとか、何とか言って保険を売りに来る人も、おそらく自分の営業成績か、会社から出ているノルマの達成のことしか頭にないでしょう。もしセールスの人からそんなセリフが出たら即その人には帰ってもらった方がいいでしょう。

保険は、あなたの都合で入るものです。月2000円の医療保険だって、30年保険料を払えば360万円です。そこそこの高級車が手に入ってしまいます。保険会社がキャンペーンでグッズを付けてくれるとか、その場しのぎのメリットをぶら下げてもあなたはこれから長い間保険料を払っていかなければいけないのです。そんなグッズやノベルティは何の役にも立ちません。

あくまで、自分にとって必要だと思うから加入するのです。だから、わかっている営業マンであれば、ちゃんとあなたの希望を確認して、納得したかどうかを確かめるはずなのです。本当に長いおつきあいになるのですから、後からだまされたと言われてしまっては何のために仕事をしているかわからないと考えるのが、まっとうな人間です。

不安を煽られたら、時間をおこう!

商品の優位性から入る人がいる反面、お客さんの不安を煽って保険を売ろうとするセールスマンも多いと思います。

数年前に聞いた話ですが、皆さん布団の訪問販売って聞いたことがありますか。突然玄関のベルがなって、「お宅の布団を無料で診断します」といって検査キットをつかって、布団についているほこりなどを顕微鏡で見せてくれます。

そこには、沢山のダニの死骸なるものが写っていて、

「このままだと、気管支喘息やアトピーになっちゃいますよ。早く布団を変えた方が良い。この布団を見てください、ダニがつきにくい○○剤をつかった抗菌仕様になっているので安心です。今日までのキャンペーンで3割値引きできます。しかも月々の負担は6千円です」

と言われ、聞いている方は冷静ではなくなっている。

「こんなに汚い布団に寝ていたの?でも目の前で見せてくれているから本当だろう。どうしよう。月6千円なら支払えるかな」
もう殆どおれおれ詐欺に引っ掛かる人の心境と同じです。
不安が大きすぎて全く冷静な判断ができなくなってしまいます。
このセールスマンが、どこからきたのか、どういう会社なのか、どんな人なのか、紙に印刷された会社案内だけを信じてしまうのです。そして、6千円の60回払い、合計36万円の布団をいとも簡単に買ってしまいます。布団の他にも、浄水器など悪徳商法として知られています。実は保険も同じなのです。

生命保険に加入していなかった人の苦労話や、保険金のおかげで、ちゃんとした教育が受けられた人がいる、病気になるとこんなに治療費がかかる、あなたは本当に家族のことを考えているのですか!といった感じで、加入していない人の不安を煽り、感情に訴えかけます。そして、その不安を解決するのが、このプランなのですといった具合に持っていくのです。

これのどこがダメなんだと言われる方もいると思います。言っていることが嘘でなければ布団や浄水器等のセールスよりはるかにいいように見えます。しかし、このような不安を煽った、お客さんの心理をコントロールするような売り方には、大きな問題があります。

それはお客さんが、その保険について冷静に考えていないこと、具体的に言うと自分にとって必要な保険とはなにか、本当に保険が必要なのかどうか、いくら必要なのかといった保険に加入する目的が全く定まっていない状況がそこにはあります。

このような形で加入した保険は、少し時間がたつと「勧められるがままに加入した」保険の代表例になるのです。

今現在保険に入っていないことに、ひどく不安を感じたとしても、生命保険はとても大きな買い物であること、今まで加入していなかったわけですから、あせらず最低でも1週間ほど頭を冷やして本当に必要かどうかを考えてから答えを出しても遅くないでしょう。

お客さんのことをちゃんと考えてくれているセールスマンであればきっと不安を煽って結論を急がせるような売り方はしません。

セールスマンは自分から呼ぼう

こんなお話をしていると保険のセールスマン、セールスレディには頼めないという人が多くなってしまいますが、要はどの時点で商品知識が豊富なセールスマンに来てもらうかなのです。

当サイトでも何どもお伝えしましたが、生命保険を見直すには、いったん保険から頭を離さなければいけません。保険には保険料というお金を払わなければいけません。コストがかかるのですから、最後の最後に他に方法がない場合に使うと考えなければいけません。

万一が起こった時、誰がお金に困って、その困った状況を解決するにはいくら必要かを考える。その必要なお金をどうやったら調達できるかを考える。働くことはもとより、親の援助はあるか、公的な年金や保険からはどのくらいもらえるのか、などなど、調べてみるのです。そして、それらを合わせてもどうしてもお金が足りない場合に保険を使ってみようかなあと考えるのです。

保険は「利用」「活用」するものです。そんな風に考えていくと、あなたの希望する保険の目的は明確になります。

この目的が明確なったタイミングでセールスマンを呼びます。「私が考えたところ、ここでこれだけ足りなくなるから、こんな時に使える保険はありますか?」「こんな病気になった時、いくらかかりそうだから1日○○円程度受け取れる保険はありますか」といった形で、具体的な希望をはっきりと伝えればよいのです。

そうすれば、そのセールスマンが所属する会社の商品の中から希望に合った保険を教えてくれるでしょう。余計なものを勧めて来てもはっきり断ることができるはずです。

気になる会社の気になる商品についてプレゼンしてもらい、きっちりとメリットとデメリットについて説明してもらえば良いのです。

呼んでもいないセールスは全て断る

呼んでもいないのにやってくる飛び込みセールス、電話での営業。すべて相手にするのはやめましょう。絶対に失敗します。
もし、過去に呼んでもいないセールスから加入した保険は、今すぐ内容を確認し、自分の希望に合っているかどうかを見極めましょう。
忙しいのは分かります。
しかし、この厳しい状況の中、無駄な保険料を払っている状況では、ゆとりあるライフプランもあったものではありません。

このサイトにきて、この記事を読んだ人であればお分かりいただけるはずです。セールスマンを見極めることも大事ですが、大切なのは自分で考えるということです。保険は他人に任せてはいけません。絶対にです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。