ドコモ乗り換え組はパナソニックかNEC
NTTドコモからMNPでソフトバンクモバイルを使いたいというユーザーであれば、パナソニックやNECがオススメになってくる。「VIERAケータイ」となる940Pは、かつてのD(三菱電機)のシンボル的存在だったスライドケータイ。ぐるぐる回す「スピードセレクター」により、ページ送りなどをサクサクと行うことができる。Dでに人気だったピンクの本体カラーもあり、女性ユーザーが躊躇することなく乗り換えができるようになっている。カメラは811万画素、0.84秒の高速起動を売りとしている。
もうひとつ、NTTドコモで人気のメーカーと言えばNEC。Nが得意とする薄型ケータイがソフトバンクモバイルでも登場する。
940Nは、薄さ13.9mmに810万画素のカメラを内蔵したスリムケータイ。驚くべきことにこの薄さでありながら、Wi-Fi機能も備えている。薄さと機能性を兼ね備えたモデルであり、ソフトバンクモバイルでありながら「NTTドコモっぽい」というが何とも嬉しいモデルと言える。
パナソニックやNECといった「NTTドコモっぽい」ものが揃う中で、数少ない「ソフトバンクモバイルしかない」モデルと言えば、サムスン電子「OMNIA VISION 940SC」だ。
3.5インチの有機ELディスプレイを搭載。画面が美しく、タッチパネルで操作性も良くなっている。本体裏側にはスタンドがあり、そこを伸ばすと、横画面にして、机の上などに置いておくことができる。ワンセグや動画などが見やすいのが嬉しいところ。
韓国メーカーではあるが、ワンセグだけでなく、おサイフケータイも使える。これまでOMNIAは独自のウィジェットサービスを搭載していたが、今回からはソフトバンクモバイル提供のウィジェットにも対応した。
同じタッチパネルのiPhoneと比べるとブランド力がやや弱いところが残念なところではあるが、日本の仕様にとことん対応したタッチパネルとして、注目に値すると言えるだろう。