時価20億円のマンションの評価
時価20億円のマンションの相続税評価はどうなる? |
前提条件
・建物:固定資産税評価は各戸2,500万円
・土地:路線価の補正後の評価が150万円/平米、各戸につき24平米(敷地全体の面積×敷地権の割合)
・1戸を自宅として、残り9戸は賃貸している。
・借地権割合70%、借家権割合30%
・自宅は小規模宅地等の特例の240平米まで80%減額の条件を満たしている。
■建物の評価
2,500万円+2,500万円×(1?30%)※×9戸=1億8,250万円
※貸家の評価割合
■土地の評価(相続税の計算に入れる金額)
150万円×24平米+150万円×(1?70%×30%)(※1)×24平米×9戸=2億9,196万円
小規模宅地の評価減240平米まで80%減額(※2)で2億3,356.8万円減額
2億9,196万円?2億3,356.8万円=5,839.2万円
(※1) 貸家の土地の評価割合
(※2) 通常、賃貸部分については、200平米まで50%減額です。しかし、同じ建物の中に自宅で240平米まで80%減額が受けられるものがある場合には、特別に賃貸部分についても240平米まで80%減額が受けられます。
■建物と土地の合計額(相続税の計算に入れる金額)
1億8,250万円(建物の評価)+5,839.2万円(土地の評価)=2億4,089.2万円(時価20億円のマンションの評価)
財産20億円の場合と2.4億円の場合の相続税額についてはこちらから
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