共済でも保障内容には違いがある!
共済はどこも同じようなイメージがありましたが、前のページの表をみてみると内容にいろいろと違いがあることがわかります。- 保障期間と掛け金
県民共済とCO・OP共済は1年更新で年齢が上がっても掛け金は変わりませんが、全労済とJA共済は加入する年齢によって掛け金が異なり、全労済は終身保障の終身払い、JA共済は10年保障で更新のたびに掛け金がアップする内容になっています。長く保障を確保しておきたいなら終身保障の全労済が良さそうです。 - 入院保障
入院保障では、事故やケガでの入院給付金の日額は全て5000円ですが、病気の場合は県民共済だけ4500円と少なくなっています。またCO・OP共済は女性特定疾病(CO・OP共済が指定している女性特有の病気)の場合は日額が1万円になっているのが魅力的です。 - 手術保障
手術保障額はJA共済と県民共済が最高20万円まで保障してくれる内容になっており、有利と言えます。ただ、県民共済は入院共済金が支払われた場合のみ保障対象になっているので、例えば日帰りでの手術等は対象外になるので注意が必要です。 - その他の保障
この部分に各共済の特徴がでています。県民共済は、先進医療や交通事故による死亡・後遺障害に重点を置いています。CO・OP共済は家族の保障や住宅災害がセットで付いています。JA共済は骨折や顔をケガした場合の保障が特徴的です。全労済は特徴的な保障は付いていませんが、保障を終身にすることができ、それが特徴となっています。
共済を検討するには?
共済もいろいろとあるのね! |
4つの共済には今回取り上げた以外の商品もありますし、他にも多くの共済があり個性的な内容や魅力的な内容のところも存在します。しかし、保険会社ほど情報の開示がされていない共済もあり、経営基盤がぜい弱であったり制度自体に問題があったりする場合もあるので、加入を検討する場合はパッと見て判断するのではなく、経営状況やまわりの人の評判なども参考にして判断するよう心掛けて下さい。
※各共済の内容や比較表はガイドが各共済のホームページやパンフレットを基に作成しております。
※各共済に加入するには健康状態について告知する必要があり、場合によっては加入できないこともあります。
※加入を検討する際は事前に必ず各共済のホームページやパンフレット等で重要な事項を確認して下さい。
【関連リンク】
・ CO・OP共済(コープ共済)
・ JA共済
・ 全国生協連(県民共済)
・ 全労済