資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

30年後に1億円貯めるなら、月々いくら?(2ページ目)

チリも積もれば山となる、そんな格言にもあるように日々積み重ねていくのがマネープランの基本精神です。さてさて、1億円が貯まる貯蓄額は…?

國場 弥生

執筆者:國場 弥生

外貨預金・外貨MMFガイド

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こんな方法がオススメ!

守るだけじゃなく、攻めに転じることも必要な時代です。国内・国外広く目を向けてみましょう。
前ページで見てきたように、長期間かけて大きな金額を貯めるには、運用利回りの差が大きくモノをいいます。とはいっても、円預金の金利が1%に満たない現状では、リスクを取らずに3%や5%の利回りを達成するのは至難の業といえそう。

そこで取り入れてみたいのが、外貨建ての預金や債券、投資信託などのリスク商品。手堅く守るばかりじゃなく、リターンが期待できるリスク商品にも目を向けて、しっかり投資することも必要なのです。

例えば、アメリカの割引国債の利回りはおよそ4.4%~4.9%(2006年9月22日野村証券の場合)、豪ドル建て預金の金利はおよそ4.9%(2006年9月22日ソニー銀行の場合)など、かなり高金利なものも。また、長期投資なら外国のETFや新興国ファンドなども検討したいですね。

<INDEX>
アメリカの割引国債については「38万円を1万ドルに育てる方法」
外貨建て預金についてはガイドサイトインデックス「外貨預金」
外国ETFについては「夏のボーナスで買いたい世界の株!」
新興国ファンドについてはガイドサイトインデックス「投資信託」

必要な金額は人それぞれ

今回は1億円という例を挙げましたが、実際には豊かな人生のお値段は人それぞれ。今の楽しみと将来への蓄えとのバランスがとれた計画を立てる方が有意義なのでしょう。

先に紹介した「減債基金係数」のほか、定額積立が何年後にいくらになるかを知るための「年金終価係数」など、便利な6つの係数があります。例えば、オールアバウト「DINKSのためのマネープラン」ガイド平野 泰嗣さんが運営する「Life&Financial Clinic(LFC)」やコンサルティング会社が運営するサイト「確定拠出年金(401k)・退職金相談室」には、自動計算ツールが準備されているので、計画作りに利用してみてくださいね。

<INDEX>
減債基金係数についてさらに詳しくは「資産形成に便利なツール 早見表」
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