中国に続き、韓国も
近くて遠い国、韓国に投資してみる? |
さまざまな指数に連動するように設計されているので、ひとくちにETFといっても、日経平均に連動するものや特定の業種の動きに連動するものなどバラエティに富んでいます。
今回上場した韓国株ETFは、韓国の株価指数の1つ「KOSPI200(コスピ200)」に連動するもの。「KOSPI200」は市場を代表する200銘柄の動きを表しています。これまでは一部の金融機関で取り扱われている投信などに手段が限られていた韓国株投資ですが(※)、国内の証券取引所にETFが上場したことで、ぐっと身近な投資対象になりそうです。
※個別の韓国株を売買することができる証券会社も一部あります。
韓国株の実力をチェック!
芸能や食などの分野では交流が深いものの、こと株式市場に関しては情報が少ない韓国。投資先として期待できそうなのか、しっかりリサーチしておきたいですよね。韓国にはサムスンやLG、現代といったグローバル企業も多く、通貨危機に見舞われた90年代以降、堅調な経済状況が続いています。それにともなってここ数年は株価も右肩上がりに。2007年初から10月末までに「KOSPI200」指数は約40%の値上がりを見せています。ただ、11月以降は世界的株安の影響を大きく受けています。
さらに、すでに設定されている投信の運用実績からも韓国株の実力をチェックしてみましょう。現在主な金融機関で取り扱われている韓国株投信は3本あります。
<主な韓国株投信>
2007年11月25日時点。モーニングスターのサイトを参考に作成。 |
次ページでは情報収集に欠かせないサイトをご紹介!