外国債券ってどんなもの?

外国の企業などが日本で、円建てで発行する債券は「サムライ債」と呼ばれます。面白いネーミングですね

外国の企業などが日本で、円建てで発行する債券は「サムライ債」と呼ばれます。面白いネーミングですね

外国債券といえば、米ドルやオーストラリアドルなどの外貨建ての債券がポピュラーですが、外貨建てでなくても「発行体」「発行市場」「通貨」のいずれか1つでも外国のものは、すべて外国債券に分類されます。

例えば、日本の企業が円建ての債券を海外の市場で発行しても、それは外国債券。日本円建てや日本円で購入しても米ドルで戻ってくるような、2つの通貨を組み合わせたものもあるので、投資を検討するなら必ずチェックするようにしましょう。

注意したい4つのリスク

外国債券に投資をするなら、特有のリスクを理解した上で

外国債券に投資をするなら、特有のリスクを理解した上で

債券はあらかじめ期間や受け取る利息が決まっているので、一見すると定期預金と似ています。ですが、外国債券には、預金には存在しないリスクがあるので確認しておきましょう。

■価格変動リスク
自分が買った債券の価格が変動するかもしれない不確実性のことを、価格変動リスクといいます。さまざまな要因から債券の時価は動いているため、あらかじめ決められた期間より前に換金する場合には、投資した金額を下回ることもあります。

■信用リスク
債券はあらかじめ期間や受け取る利息が決まっているとはいえ、それはあくまで発行体との約束事。発行体が破たんして約束が守られないこともあり、その可能性を信用リスクといいます。また、実際に破たんはしなくても、発行体の財務状況が悪化することで信用リスクが高まり、その影響で債券の価格が下落するケースも考えられます。

■流動性リスク
保有している債券を換金するとき、買い手が見つからなければ売ることができませんし、無理に売ろうとすれば価格を大きく下げなればならないこともあります。換金のしやすさの度合いを流動性リスクといいます。

■為替変動リスク
外貨建て債券ならではのリスクといえるのが、この為替変動リスク。為替レートが変動することで、債券自体の価格は変わらなくても損をしたり利益を得たりすることがあります。為替レートが変動する要因はさまざまですが、戦争やテロが起こったり、為替政策が変更されたりすることで、為替レートが大きく動くことがあります。

信用リスクの物差しは?続きは次ページで>>>