甘くて低カロリーのものに慣れてしまうのは危険?
甘くてカロリーの低いものに小さな頃から親しんでしまうと、体は『甘いものは太らない』と覚えてしまう…パブロフの犬状態?! |
ヒトは成長期に『※味覚と食べた時の感触で高カロリー食品を認識していく』のだそうです。
※International Journal of Obesity(国際肥満ジャーナル)7月号
パーデュー大学(アメリカ)の研究者による『肥満問題へのパブロフ的アプローチ』より。
この研究は、あの有名な『※パブロフの犬』の条件反射の実験を肥満問題に応用したものなのですが、それと人工甘味料と、どういう関係があるのかというと……
甘くても低カロリーのものに慣れてしまうと、砂糖とバターで作ったお菓子やチョコレートなども『からだ』は安全な食品として無意識に判断するようになるという仮説です。
人工甘味料のカロリーゼロのソフトドリンクに早くから親しむと、パブロフのワンちゃん的に『甘いものは太らない』とからだが覚えてしまうのでは……ということです。
そういう子供が大人になれば太りやすくなることは容易に想像できますね。
※パブロフの実験
食事の度にベルを鳴らしていると、ワンちゃんはその内にベルが鳴っただけで食事だと思って"よだれ"を流すようになるという、条件反射の有名な実験。
次のページでは人工甘味料の危険性についてご説明します。