活動が盛んな人に多い肩こり
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筋肉がこり固まっていても肩こりを感じない人もいます
また、肩こりは小学生などとても若い世代にもみられます。将来の進路を決めようと夜遅くまで勉強や仕事をしたり、不規則な生活スタイルを送っていたりと、あわただしい時間の流れの中で生活をしている人たちに目立つ傾向にあるようです。
軽い疲れが、いつの間にか慢性肩こりへ……
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肩こりは心配・不安など心のストレスや運動不足も悪化要因になります
それらに過度にさらされると、頭・頸部や腕を支える筋肉、呼吸に関わる筋肉など、肩こりに関連する部位が強張ってしまいます。また、それが連日続くことで、じわじわと肩こりが慢性化し、改善されにくくなってしまう恐れがあります。
例えば、日々のデスクワークで姿勢的な負担をかけていれば、なおさら肩、首周辺の血流は悪くなります。そして、デスクワークのたびに肩こりが気になり始める危険性もあります。
肩こり体操で、早期に撃退!
大切なのは肩こりを感じている人は、それを悪化させないよう緊張状態を一度解くことです。まだ肩こりを感じていない人は、自覚症状が出ないうちに予防することが重要です。自覚のない「コリ」にも早めに対処しましょう。それでは肩こり予防体操をご紹介します。様々な筋肉を伸ばす刺激が入るため「いつの間にかこんなところがこっていたのね」と自覚しながら、血流の滞りを改善させることができるでしょう。
20~30秒でらくらく肩こり体操
忙しい時は、片側20~30秒の間で、ゆっくり動かすだけでもOKです。それを1日のうちに数回できればなお効果的です。
1. 指先を肩につけたままスタート
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2. 肘を後方へ回しましょう
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3. 肘を後方から天井方向へ動かします
腕~脇周辺が伸びるように感じられます。肩が痛い人は無理をしないようにご注意ください。
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4. 指を肩先につけたまま肘を前方・内側へ
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5. 肘を体の横へ戻しましょう
この体操は、筋肉がストレッチされることを感じながら行います。ゆっくり動かしますが、片方を20~30秒のうちに、可能な回数を回してください。時間がゆっくりとれる場合は、反対回しも行ってみましょう。